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スピードスティックに追加機種!この夏予定のロングディスタンス・パワフルモデル

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往年の名竿「スピードスティック」がリビルドされて天龍から発売となり話題を呼んだ。

2022年は、そのスピードスティックに追加機種が。懐かしくも新しい、世代によってとらえ方の異なる不思議なロッド。しかし世代を超えて口を揃えるのが「使っていて楽しい」。

そんなスピードスティックの追加機種とは…。

スピードスティック TSS #4-2611B

スピードスティックに追加されるのは番手としては「TSS #4-2611B」となる。

モデル タイプ レングス
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(oz[g]) 適合ライン
(lb )
ロッド自重
(g)
価格
TSS #4-2611B ベイト 2.11[6’11”] 2
オフセットハンドル
RF 177 MAX1-1/2[42] MAX25 141 未定

これまでのモデルが#3までで、ロングディスタンス・パワフルモデルという位置づけ。

1/2ozから1-1/2ozほどのルアーを扱いやすく、適度な遠投性能とトルク重視のパワーを持たせた機種になる。

ウィードをカットして探るバイブレーションやワイヤーベイト。カバーでのフロッグゲームに最適。トルクフルなブランクは、抵抗の強いディープダイバーでも柔軟に受け止め快適なリトリーブが可能。

また大型トップウォータープラグやS字系プラグにまで対応する。

スピードスティックはご存知の通り、低弾性カーボンを使用している。天龍の倉庫に眠っていたオリジナルのスピードスティックがグラスを用いており、けれどもキャストフィールは思った以上にシャッキリ感があったそうだ。

その感触が天龍スタッフたちにも新鮮な驚きがあり、そのテイストを残しつつも現代版の新たな面白さを提供したいとのことで低弾性カーボンをブランクスに用いている。

上記で挙げたような巻きモノ、トップウォーターなどでいえば、このモッチリとシャッキリが絶妙にまざるテイストはバイトを弾かずに食わせることにつながるだろう。

ガイドはステンレスフレーム Kガイド(SiC-Sリング)

フックキーパーも備え付けられている

バットジョイントの2ピース

コルクグリップとなっており、エンドには「Pride of JAPAN」の文字も

いざ掛けた時の重低音が響くような感触もまた、スピードスティックの魅力。

そして、現代版スピードスティックとして求められるキャストの軽快さもあり、このTSS #4-2611Bは飛ばして操作して、掛けたら「楽しスギる」竿となるのではないだろうか。

もちろん、スピードスティックはバスロッドでありながら「使い方は自由」な竿。その「味」を、自分なりに見つけてみるのもまた面白い。

天龍公式スピードスティック詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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