【動きとパワーをベイトに合わせる】減水傾向の五三川で導き出したBIGバス!具体的なルアーと攻め方を水野浩聡が徹底解説
こんにちは!
今週は、約半年振りに岐阜県・五三川へ行ってきました。噂には聞いていましたが、中々のド減水っぷりで、ただでさえ浅いこの川が、さらに水深がなくなり、バスのポジションも水深変化のあるスポットに集中しているイメージ。案の定そんなスポットとなる幼稚園前や団地前エリアには、とにかく沢山のアングラーさんで賑わっていました。
今回は、ジャッカルフィールドモニターの松田祐輝くんと2人で、午後からの半日を使って攻めてきましたので、その様子をレポートさせていただきます!
松田 祐輝(Yuki Matsuda) プロフィール
実釣模様の前に…
五三川の団地前エリアの上流に五三パーキングという有料駐車場が作られました。駐車券の発券機で、300円を投入して駐車証明書を発行。
その場所に車を止める時はダッシュボードなど、外から見やすい場所に証明書を必ず置いてください。なので、利用する時だけ証明書を置けばいいので、その日であればモチロン出入り自由となります。
キレイに砂利が整備されていて、かなり広いこの駐車場。ゴミは必ず持って帰るなど、シッカリとマナーを守って利用しましょう!
バイトはあるが中々乗らない状況が続く
さて! 釣りの方はと言うと、この減水傾向を如何に考慮してエリアを組み立てるか? という部分に着目。まずは下流に出向き、川の沖目をメインにブレイクの一段下を狙ってスローな釣りで誘っていきますが、小さなバイトが数回あったのみで移動。
次に、この五三川の中でも最も水深のあるエリアである冬の定番の団地前に入り、ここでもボトム付近で誘うスローな釣りと、リアクションの釣りをしていきますが、ここでも数回のバイトがあったのみで、ディープに寄ってる魚のテンションがイマイチ上がってない様子。
夕方のフィーディングにかけてさらに上流へ
そうこうしているうちに、夕方に…。
天気も良くて水温の上昇も見られた日だったので、浅いところにフィーディングに入ってくる魚がいるだろう! と読み、団地前の少し上流のストレッチに移動します。
水深のある団地前のエリアを1つのフィールドだと仮定した場合、夕方に上流を目指す個体がきっといるのでは?と。
上流付近も上がりすぎてしまうと水質がクリアアップしてしまっていましたが、団地前エリアに近いストレッチに関してはイイ濁りが入っていたので、そこにも入ってきやすい条件になっている可能性があったわけです。
そして、そのストレッチに入ってすぐに、同行した松田くんの「リズムウェーブ3.8in」を装着したアラバマリグにドッカンとビッグフィッシュ登場!
ジャッカル公式「リズムウェーブ」詳細ページはこちら
ショアラインには土嚢(どのう)が積まれている場所でしたが、その際を巻いていたら下から食い上げてきて、バイトの瞬間が目で見えるくらいだったそうです。やはりいました、フィーディングフィッシュ。
僕は「ブラストボーンSF」でショアラインやブレイクに絡む杭沿いにアプローチしていきますがノーバイト。
ジャッカル公式「ブラストボーンSF」詳細ページはこちら
水面を賑わせていた小魚をヒントに、ソウルフラットをアプローチ
しかし、近くの水門前まで来ると、水が動いていて、そこに無数のベイトフィッシュがピシャピシャと水面を賑わせていたので、ここでルアーをチェンジすることに。
バッグの中に入っていたハードルアーの中で、最も水押しが弱くてベイトフィッシュの細かい動きに少しでも似せれるルアーを探した結果、唯一それにマッチする「ソウルフラット」があったので、水門前にキャストした1投目。狙い通りにグッドコンディションのバスをキャッチすることができました。
ジャッカル公式「ソウルフラット」詳細ページはこちら
同じスポットでも、食べている物にルアーのパワーや動きを合わせてあげていっての一発。しかも日没ギリギリのタイミングということで、満足値の高い一発でした。
ということで、長いこと減水傾向の五三川で、しかも季節はもう12月ではありますが、条件が合えばこういった横移動する魚にも出会えましたし、水深のあるスポットを拠点としながらも、良いタイミングではその前後や周辺のシャローが生きる展開というのは、今後も変わらないかなと思います。水温の上昇と濁りがシッカリあれば、バスが動く要素となりますね。
この冬は五三川に通おうかなと思っているので、定期的に近況もお伝えしていこうと思います。
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