天龍から展開されているライトジギングロッド、「ホライゾンLJ」。
ライトジギングは狙える魚種も豊富で、通年で楽しめる釣り。
タックルやジグも比較的ライトで女性やお子さんでも楽しむことができ、オフショア入門にも最適なジャンルの一つです。
そのうえゲーム性も非常に高く、近年では細分化が進み様々なスタイルが確立され、ビギナーの方以外でも中級者以上のベテランの方もハマる奥深さも備わっています。
そんなライトジギングをより深いレベルで楽しむことができるのロッドがこの「ホライゾンLJ」。
オフショアのライトゲーム全般をカバーし、さらにスーパーライトジギング・近海ライトジギング・チャレンジモデルの3タイプで展開されており、それぞれのスタイルで楽しむことができます。
今回はよりベテラン向けのシリーズ、チャレンジモデルについて紹介していきます。
チャレンジモデル用の機種は2種類
ホライゾンLJで主にチャレンジモデル用にラインナップされている機種は2種類。
・クラスを超えたチャレンジモデルHLJ611S-FM
・ライトタックルチャレンジモデルHLJ621S-FML
になります。
両機種ともにスピニングモデルで、水深100m前後のエリアまで対応し、ライトラインで大物へチャレンジするアングラーに向けたロッドになります!
今シリーズも価格帯は3万円中盤となっているので、ライトラインでより大物へ挑むテクニカルなゲーム・感度を求めるアングラーにオススメのロッドとなります!
ライトラインに合わせた各ブランク設計
このホライゾンLJのチャレンジモデルはライトラインの使用が前提になります。
また狙う魚も大型になるため、それに負けないブランクパワーが求められます。
ライトライン操作に合わせてガイドはKガイド (ステンレスフレーム・SiC)を採用。
このチャレンジモデルでは2号以下の細いライン(0.8~1.5号など)の使用を前提にしています。
ラインのすり抜けもよく、それでいて摩擦を軽減させてあるのですり減りや負荷が少ない設計になっています。
バット部にはテンリュウお馴染みのテクノロジー、『C・N・T 』をコンポジット。
ロッドを軽量化しつつも、驚異的なネバリ強さを併せ持ち、これ以上は…の限界のところでもトルク力を発揮してくれます!
このホライゾンLJではティップはティップ部がグラス素材となっているマグナフレックス製法グラスフレックスを採用しています。
マグナフレックス製法とはグラスとカーボン、弾性率が違うカーボン同士を焼形した段階で1本のブランクとして作製する技術製法で、グラスフレックスはグラスセクションとカーボンセクションのつなぎ目を排しチューブラー状に加工するもの。
従来のロッドにおいてはティップを極端にソフトにする場合、ソリッド素材をチューブラー素材に繋いでいましたが、この製法を活用することで全てチューブラー状に出来るため軽量化にもなるとのこと。
また「ホライゾンLJ」では機種別にティップを変化させています。
シーバスやハタなどは吸い込み系のバイトが多く、ソフトなティップで飲み込ませるのがよく、タチウオなど噛み付き系のバイトには、やや強めのティップで掛けていけるなどそれぞれのシチュエーションに応じた設計です。
また、長めのグラスチューブラーティップにより、小さなバイトも逃がさないソフトなティップと高い操作性を有しています。
各機種のスペック
モデル | タイプ | レングス
( m [ft]) |
アクション | ルアーウエイト(g) | ベストウエイト(g) | ライン(lb/PE) | ドラグ Max
(kg) |
リアグリップレングス(mm) | 先径
(mm) |
ロッドウエイト(g) | 希望小売価格(税抜き) |
HLJ611S-FM | スピニング | 1.86[6’1″] | R | MAX200 | 150 | MAX20lb/0.8-1.5号 | 3 | 450 | 1.9 | 127 | ¥33,000 |
HLJ621S-FML | スピニング | 1.88[6’2″] | R | MAX150 | 100 | MAX206lb/0.8-1.5号 | 3 | 450 | 1.8 | 123 | ¥33,000 |
水深100m前後のエリアで、100~150gまでのジグを軽快に操作が可能。
早いピッチでの回遊魚狙いに最適なアクションで、ソフトなティップはジャーク後のポーズ時に魚信を逃し難く、細身で粘るバットパワーでアングラーをアシストします。
水深100m前後のエリアで、100g前後のジグを中心に最大150gまで操作可能。
ベイトタイプと同じ細身ながらシャープな操作感を持たせ、スピード感のある早いピッチでの回遊魚狙いから、誘い上げでのネギングスタイルまで対応します。
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