前回は、ジャッカル「TGビンビンスイッチ」の使い方について紹介しました。
さて、今回は前回に引き続き「TGビンビンスイッチ」を使いこなす、田邊義雄さんの「カラーローテーション」について詳しく紹介していきたいと思います。
田邊 義雄(Yoshio Tanabe) プロフィール
3匹を異なるカラーでキャッチ
ロケ当日はカナリ厳しい状況。
田邊義雄さんはトータル3匹のマダイをキャッチしていましたが、全て異なるカラー。厳しい状況下こそカラーローテーションが重要ということを改めて実感。使っているカラーに反応が無ければスグにカラーを変更、試してはまた変更、というようにカナリの頻度でカラーを交換していました。
タイラバではヘッドのカラーはあまり気にせず、スカートのカラーをメインに交換するという方が良く居ると思いますが、「TGビンビンスイッチ」の場合は少し違い、ヘッドにバイトしてくることが多いので、スカートと同じようにカラーセレクトが大切になってきます。
田邊義雄さんのカラーローテーションを見ていると、ヘッドとネクタイのカラーをなるべく合わせるように交換していました。まれに異なるカラーを組み合わせたりしていましたが、それでも似ているカラーをチョイスすることが多い印象。
「TGビンビンスイッチ」はヘッドとネクタイ両方、ラインを切らずに交換できる優れモノ。ヘッドに関しては「遊動式スイッチシステム」に付いているスプリットリングに装着することで簡単に着脱が行えます。
ネクタイに関しては「TGビンビンスイッチ」専用の「バックファイヤーキャップ」を搭載。フックのアシストラインの結び目に、ネクタイの端を通し、バックファイヤーキャップで固定するだけで簡単にネクタイ交換を行えます。
別売りの「ビンビンスイッチT+ネクタイ マイクロカーリー ワイド/スリム」を使うことで色々なカラーへとカスタムすることが可能となっています。
ロケ当日のカラーローテーションについて
では! ロケ当日、実際に行っていた田邊義雄さんのカラーローテーションを紹介していきたいと思います。
まず、釣り初めの朝イチに投入したのは、ヘッドもネクタイも同様「ブライトオレンジ」。田邊義雄さんが朝イチに使う定番カラーで、とりあえず様子を見る時はこちらのカラーを使うことが多いそう。
朝イチのカラーでしばらく粘るものの、マダイからの反応が中々無いので、さらにアピールさせようと、別売りのネクタイ「ビンビンスイッチT+ネクタイ マイクロカーリー ワイド/スリム」の「ワイド:シマシマオレンジ」を追加。それと共に、流れが弱くなったことでウエイトも80gから60gへ変更。
こちらのカラーに変えてスグ、幸先よく1匹目をキャッチ。
さらにアピール力をプラスさせるため、ヘッドカラーを「レッドゴールド」に変更。ネクタイも「ビンビンスイッチT+ネクタイ マイクロカーリー ワイド/スリム」の「ブライトオレンジ」をワイドとスリムの2本セット。
日が明けてもローライトコンディションだったため、目立つカラーに反応が良かった印象。2匹目もこのカラーでキャッチすることに成功しました。
2匹目からアタリが遠のいて渋い時間が続く中、周りで少しずつマダイが釣れはじめ、グリーン系のカラーで良くアタっていることに気がついた田邊義雄さんは以下のカラーをセレクト!
カラーを変えた途端にバイト! グッドサイズのマダイをキャッチすることに成功。
その後、最後まで粘りましたが最終的に3匹という結果でフィニッシュ。これだけ考えて、マメにカラーを調整して獲ることができた3匹。
他のルアーフィッシングにも言えることですが、マダイゲームに関しては特にカラーセレクトが肝心なんだなって実感。ぜひ、みなさんも「TGビンビンスイッチ」でマダイを狙われる際は、今回紹介したカラーローテーションを参考にしてみてはいかがでしょうか?
本編映像も公開中! ぜひチェックしてみてくださいね