【波動とレンジがキー】田中亜衣がタイラバゲームの「マイクロベイトパターン」について徹底解説
皆さん、こんにちは！ 田中亜衣です。
私のホームでは夏が短かったせいなのか…、水温もグングン下がり始めてきました。真夏の高水温ではマダイも低活性で、ルアーへの反応も悪くなりガチでしたが、水温の低下と共にマダイにとって適水温となったことで、活性も高くなってくるでしょう。
田中 亜衣（Ai Tanaka） プロフィール
これからの季節はマイクロベイトがキモになる
例年、初夏の頃からはイワシが多くなることによってマダイもイワシを捕食するようになります。
そして夏が終わり、水温が下がり始めると共に、オキアミやシラスに稚ダコなどのマイクロベイトがメインベイトとなります。
そうなるとマダイを釣る数々のファクターの中で、ネクタイの波動（形状）やレンジがとても大切になってきます。
夏のイワシパターンのように、高波動のネクタイよりも季節が進むにつれて弱波動なネクタイが良くなってきます。
これはマダイが好む波動がイワシのような強い波動のベイトから弱い波動のベイトに変わっていくためです。
秋を感じとれる季節になると、ワームネクタイへの反応が良いと思うことってありませんか？ タイラバゲームをやり込んでいる方ならお気付きだと思いますが、エラストマー素材のネクタイはシリコンネクタイと比べて動きがフニャフニャしています。
「パタパタ」という動きよりは「ネロネロ」とした動き。マイクロベイトを狙うマダイにとっては美味しそうな波動なんでしょうね。
具体的にアイテム名を挙げるとすれば「ビンビンワームネクタイ ツインテール」。これからの時期は出番の多いワームネクタイです。
ジャッカル公式「ビンビンワームネクタイ ツインテール」詳細ページはこちら
シリコン製のネクタイでも、細いタイプのカーリーやストレートは同じような弱波動を生み出します。因みにシリコンで言うなら「ビンビン玉 T+ネクタイ フレアフィネス」がオススメです。
ジャッカル公式「ビンビン玉 T+ネクタイ フレアフィネス」詳細ページはこちら
とにかく夏と比べて波動を弱くすることが、マイクロベイト対策になります。弱い波動の中で波動の「強弱」を変えたり、シリコンやワームなどと言った素材違いの「波動の質」に注目してもらうと、釣果につながると思いますよ。
狙うレンジについて
次は狙うレンジについて。
タイラバゲームをしていると、普段はボトム付近でのアタリが多いのでボトム付近を断念に狙う方が多いと思います。
しかし、マイクロベイトパターンになるとボトムから離れたレンジでアタリが集中することも良くあります。これはベイトが小さいので、潮流によって吹き上げられたり反転流によって中層に溜まり、それを捕食するマダイも中層まで上がってくるからです。
とはいえ、普段なら15回程しか巻かないのに30回以上のリーリングは不安ですよね。ですので、20ターンに一度でも良いので、中層までリーリングすることから始めてください。
マイクロベイトパターンは、かなり浮いた所でアタリが出てビックリすることもありますよ。
水温低下と共に海の中も増々秋になってきます。以上のことに注意しながら、タイラバゲームを楽しんでもらうと、また新たな発見ができるかもしれません。
それでは皆さま、良い釣りを♪
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