琵琶湖ガイドのたまらんばい永野です。
今年の8月は台風と共に本当に雨がよく降りました。台風前まではMAX級に灼熱で30〜33℃となっていた表層水温も、現在25〜6℃まで低下しており、表層の水温が下がったことでバスが元気よく水面まで捕食で出てくるようになりました。
合わせて、全開放流が続き、湖全体に流れが発生していることも表層ゲームが炸裂している要因の一つです。そんな中で今回タイミング良くリニューアルして新色が発売されたペンシルベイトのパイロン84、同じく表層系ワームのワッパーの使い方やタックルを解説していきます。
その①:パイロン84
ボトムや中層の釣りが全くダメで、表層のみ反応するということが度々あるこの晩夏〜秋。是非タックルや使い方を学んで実践してみてください。
「NEWパイロン84」はハイドアップのペンシルベイト。かなり以前からあるペンシルベイトで、フロロ対応設計と、表層だけでなくサブサーフェイスを意識したダイビングアクションを売りにしています。
キモはアクション方法
使う時期はトップのシーズンである夏と秋がメインになるのですが、夏、特に初夏に関しては基本的1アクション1ポーズ(2秒)でチョポン、チョポン…と、ポッパー的な使い方をします。
じゃあポッパーで良いじゃん、となるのですが小さい音を出すことがメリットであり、より小さいベイトを演出できます。
これに対して秋は連続トゥイッチで逃げるアクション。短い距離でどれだけ首を振れるかを意識しながらとにかく細かく止めずに首を振らせていきます。
“春〜夏は止めるアクション、秋は逃すアクション“
こんな考え方で良いと思います。
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