キャストからの着水。
フォールでラインがスーッと走り出す…、夏に面白い釣りの1つといえる「ノーシンカーリグ」を使ったフォールの釣り。オープンエリアはモチロン、カバー周りも攻めれて表層からボトムまでの幅広いレンジも攻略することができます。
さて! 今回紹介するのはそういった釣りでぜひ投入してほしい、あのワーム。
バスエネミー【エバーグリーンインターナショナル】
今回紹介するのはエバーグリーンの「バスエネミー」。
現在、2.9in、3.5in、4.5inの3サイズがラインナップされています。因みに名前の由来ですが、エネミーというのは日本語で表すと「敵」。つまり、バスの大敵という意味が込められたワームになっています。
サイズ | 数量 | 税込価格 |
2.9in | 8本入 | 880円 |
3.5in | 7本入 | 880円 |
4.5in | 6本入 | 880円 |
エバーグリーンインターナショナル公式「バスエネミー」詳細ページはこちら
「バスエネミー」は、霞ケ浦を得意としている「蛯原英夫(えびはら・ひでお)」さんがプロデュースするワーム。これまで得てきた経験と知識が沢山注ぎ込まれたコダワリ満載な激釣れワームに仕上がっていますよ!
蛯原 英夫(Hideo Ebihara) プロフィール
さて! そんな「バスエネミー」ですが、パッと見た感じ、誰もがバルキー系なグラブ? って思ってしまいガチですが、コンセプト的には高比重スティックベイト! つまりノーシンカーでの使用を前提として開発されています。
具体的に言えば、ノーシンカースティックベイトの食わせ力を維持しつつ、魚を惹きつける極薄テールの特殊なアピール力を合わせ持ったワーム。ノーシンカーリグで使うとかなりヤバイですよ。
気になるアクションは?
さてさて、気になるアクションですが、小刻みにボディを揺らしながら水平垂直フォールを演出します。それに加えて、後部に備わった極薄テールがはためいて微波動を発生。
「グラブのノーシンカーリグと変わんないのでは?」って思ってしまうかもしれませんが、そもそも、ワーム後部に搭載されている極薄テールはグラブとは全く異なるアクションを演出します。
ノーシンカーリグで使用した際、グラブだと大きくスパイラルしながらフォールしていくと思います。ただし「バスエネミー」のテールは、ダブルモーションのように少し角が設けられているので、テールを左右にバタつかせながら落ちていきます。これがグラブとの違い。
また、テールが厚いとそれが水の抵抗を生んでしまって頭下がりにフォールしますが、テールが極薄に設計されていることで、水の抵抗を受けずにキレイな水平姿勢を保ちながら落ちていきます。
同時に小魚が逃げるほどの適度な微波動を発生。コレが「バスエネミー」に搭載されている極薄テールに秘められた魅力になります。
出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」
ボディを微妙に揺らしながら水平垂直フォールし、テールは微波動を演出:マディウォーターや薄暗いカバーの中でも効果的
テールの動きにあえてぎこちなさを残すことで、強すぎるアピールと不自然さを排除:ハイプレフィールドやクリアな水質でも威力を発揮
極薄テールが短い距離でも水をシッカリ掴む:シャローのアシ撃ちでも効果バツグン。
ラインテンションを若干張っても極薄テールによって手前への移動を抑制:杭や岩盤に張り付くバスに効果的
タダ巻きすることでロールしながら頭を左右に振ってスイミング:ウィードフラットなども攻略可能
トゥイッチをした時も極薄テールによって、飛び出さず流れ過ぎないダートを演出:バスのやる気を与えると共に、食わせの間も与えられるので低活性な魚にも有効。