少し前に、関東屈指の人気フィールド房総リザーバーの「片倉ダム」へ、JB TOP50の高山陽太郎さんとロケに行ってきました。
夏場のリザーバーってどんなところを狙えばいいの? ルアーのローテーションは?…など、”基本に忠実”かつ”丁寧な釣り”が特長的な高山さんの釣りは、個人的にもめちゃめちゃ参考になる内容!
岩盤エリア、橋脚、ゴミ撃ち、ボイル撃ちなど様々なシチュエーションで、実力派と称される高山さんはどのように1匹を絞り出したのか…!
高山 陽太郎(Takayama Youtarou) プロフィール
高山流 ルアーローテーション法
ロケをご一緒させてもらって感じたのは、とにかく丁寧で「基本に忠実」であること!
表層からレンジを下げていったり、強いアピールから弱いアピールにローテしたり。そんな高山さんがどうゲームを組み立てていくのか…というと。
朝一はセオリーでもあるトップウォーターから投入。
朝の時間帯はバスの活性が高く、広く状況を把握する意味でもトップウォーターから入るのがベストなんだそう。
反応がないと見るや、ノーシンカーで表層の一段下をチェック。徐々にレンジを下げていき反応を見ていくのがポイントとのこと。
ロケ当日は朝イチのタイミングで水面への反応が悪く、ノーシンカーからレンジを更にもう一段下げたジグヘッドワッキーで待望のヒット!
キモは表層~中層へのローテーション。バイトやチェイスの有無でバスの状態を探るというがポイントで、表層はないと判断してからのジグヘッドワッキーでのヒット。さすがです。
ひとしきりジグヘッドワッキーで探り、岩盤エリアに差し掛かったタイミングでリグをダウンショットへチェンジ。
シンカーも0.8gと非常に軽量なものを選び、よりスローな展開へ。
その理由はズバリ、シチュエーション。人気スポットである岩盤エリアはプレッシャーも高い。つまりジグヘッドワッキーの強いアピールでは口を使わない個体がいると。
実際に、直前にも他のアングラーの方が叩いた後でしたが、連続でヒット!ちなみに、岩盤エリアは居つきのバスと合わせて回遊のバスも入ってくることが多いそうで、よりライトにすることで手返しは悪くなるもののキッチリ攻めきる価値があるんだとか。
バスがいるポイントに投げる…が大前提
適材適所、ルアーローテーションで数々のバスを手にしていく高山さん。
ルアーローテーションは大事、ただし前提として魚がいる所にルアーを投げるから魚が釣れる。つまり「ポイント選び」も魚を手にする上ではルアーローテーションに負けず劣らず重要だと。
リザーバーの多くは両サイドにカバーが延々と続いていて、全てがポイントに見えがち。片倉ダムも然り。そこでカギとなるのが、リザーバーを湖ではなく、川としてとらえるということ。
いわく、リザーバーはもともと川をせき止めてできているため、上流と下流が存在する。エリア全体を地図で見た時に上流から下流へ、水の流れを考えた時、流れが当たるポイントやヨレるところなど変化を見つけるのが攻略のカギとなるとのこと。
タックルも重要
「ルアーローテーション」に「ポイント選び」。これらはつまり”魚目線”での話。その時々の魚の状態に合わせていくことが重要なわけです。
一方で、その魚を釣るのは釣り人。魚がいる所で、その魚に合ったルアーをキャストできても…ルアー操作がおぼつかない、アタリがわからない、スグ切れる…では魚は釣れません。
そこでタックルが重要になるんですが、高山さんが特に重要だと言うのが「ライン」。
今回のメインタックルに使用していたラインはサンラインの「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」。「鮮やか」というその名の通り、リールに巻いたときの美しさと視認性の高さが魅力のフロロカーボンラインです。
クリア、ピンク、イエローグリーン、オレンジ、グレーの5色が115cmの間隔で配色され視認性が非常に高く、カバー奥など暗部に撃ち込む際にもラインの動きを簡単に確認することができるようになります。
リザーバー攻略のカギとなる岩盤のエグれポイント、オーバーハングのカバー撃ち、ゴミ撃ちなど様々なシーンで活躍。
実際、ロケ中もゴミ撃ちや岩盤撃ち、カバー撃ちではラインの動きのみでフッキングに成功!
サンライン公式シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA詳細ページはこちら
ほかにもボイル撃ちのタックルのポイントやタックル解説など知りたい情報が満載!
動画では他にもボイル撃ちのポイントやタックルセッティング、バックスライド系でのアプローチなどなど…記者が気になるポイントを詳しく解説してもらいました!
シーズン・フィールド問わず、「考え方」という点では、今回の高山さんの基本に忠実な釣りはかなり参考になるはず。ビギナーはもちろん、ベテランの方もぜひチェックしてみてくださいね!
動画はコチラからチェック
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