ZPIのカスタムパーツブランド「ゼロスコアテクノロジー」。
前回は、そのカスタムハンドル「ゼロスマシンカットハンドル」をご紹介しました。
そして今回ご紹介するのはゼロス ZPⅢスプール。
まずこちらのスプールはZPIアルカンセ用のスプールであることを先に述べておきます。
そして「Ⅲ」とあるようにZPIの第三世代スプールといえます。
まずはスペックから見ていきましょう!
最大ラインキャパ | 推奨ラインキャパ | 適合機種 | 重量 | 価格(税込) |
10lb:70∼75m 12lb:60∼65m 14lb:50∼55m |
ベイトフィネス中心 8lb:35∼40m スタンダード 12lb:55∼60m |
ZPI ALCANCE REEL | 8.8g(ベアリング含む) | ¥10,890 |
そしてカラー展開は4色。
ブラック
ガンメタル
チタンシルバー
ゴールド
スペックから見て取れるように、非常に幅広いラインキャパシティとなっているのが特徴です。
意識したのはオカッパリアングラー。オカッパリでは持ち運べるタックルが限られるだけに、ひとつのリールで軽量から中量級のルアーを扱いたい。
そんなニーズに応える糸巻き量となっているのです。
具体的には
①8ポンド∼10ポンドを軽量ルアー用
②10ポンド∼14ポンド中量級ルアー用
1/16ozのネイルシンカーを装着したストレートネコリグでのフィネスアプローチから1/2ozスピナーベイトを使って広範囲をサーチしながら狙っていくアプローチ。ウエイトで言えば約5gから20gまでのリグを幅広く扱える快適性能はそのままに、Alcanceのギヤ比に合わせてスプールを入れ替えればファーストムービングチューン(Fast Moving Tune)としても活用できます。出典:ZPI
加えてスプール径は34mmの黄金比のまま、スプールエッジを急角度にし、かつブランキング(穴あけ)によって小径ではないのに小径スプールのようなキャストフィールが得られるのがミソ。
ベイトフィネスの繊細なピッチングもお手の物となっているわけです。アルカンセに装着すれば一気にできるアプローチが増えるスプールとなっています。