天龍の舟木雄一さんが、木曽川&天竜川支流で、瀬につくアマゴやイワナを狙う実釣動画が公式Youtubeにて配信された。
「TroutFreaks」、トラウトフリークスというシリーズの第一段。
レイズ「RZ6102S-LML」
まず木曽川で使用したロッドはレイズRZ6102S-LML。
アユの遡上も見越し、6~7cmのルアーを使用することを想定し、それにマッチした機種だ。
出典:天龍公式レイズ詳細ぺージ
機種 | タイプ | 全長
m [ft] |
継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウェイト(g) | ライン(lb) | PE(号) | 自重(g) | 本体価格(税別) |
RZ6102S-LML | スピニング | 2.08[6’10”] | 2 | R | 107 | MAX12 | MAX6 | MAX0.6 | 104 | ¥45,000 |
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キャスト時はしなやかに曲がり、ルアーウエイトを背負って「誰にでも投げやすい」。動画中でも軽い力でキャストしていますが、しっかり飛距離が出ています。
また、ショートキャストとある程度飛距離を出したい時、遠近両方でのキャスト精度が高いのも特徴。
実は曲がって投げやすいというのはレイズの魅力。ピンでここぞを連続して通したいという時に、低弾道でスパッと決まる。それを、ロッドがオートマチックに可能にしてくれます。
もちろん、曲がるからといってダルさはなく、キャスト後には素早くティップが収束。そのためキャストが決まる。
そうした基礎性能の高さに加え、ハイフットな小口径ガイドなど、ラインができる限り直線的に放出されるためのパーツへのコダワリが見え隠れ。
誰もが投げやすい、使いやすいのはこれらが要因。
対応ルアーも幅広く、メインではミノーを使っていますが、スプーンなどでもOKな懐の広いロッドといえます。
レイズスペクトラ「RZS61LL」
続いて天竜川支流、支流といっても比較的水量も多く川幅もある程度あるフィールドで用いたのはレイズスペクトラ・RZS61LL。
機種 | タイプ | 全長
m [ft] |
継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウェイト(g) | ライン(lb) | 自重(g) | 本体価格(税別) |
RZS61LL | スピニング | 1.86[6’1″] | 2 | R | 95.3 | 1-8 | 1-5 | 74 | ¥50,000 |
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レイズスペクトラは、基本的にアングラーのアクションにレスポンスよくルアーも反応する、動かせばその分ルアーも動くといったピーキーなロッド。
レイズと比較すると、誤解を恐れずにいえば張りがある。このためキャストでは、より正確なリリースポイントが求められる中上級者向けロッドといえます。
ところが、その操作性はといえば、前述の通り「ルアーを意のままに操れる」ロッド。
その中でRZS61LLという機種、RZS51LLをベースにロング化したもの。
RZS51LL、RZS61LLともにサブネームはTwitchin’Custom。
そもそもレイズスペクトラ51LLは渓流域で小さなルアーを、その名の通り細かく動かして食わせることができるロッド。
そのキャストフィールとピカイチの操作性はそのままに、ハイプレッシャーな状況下、小さいルアーしか食わないけどそれをより遠くへ投げたい…そんな時には61。
また、河川規模によって、51ではどうかな? だけどあまり長いのは必要がないというスキ間を埋めてくれるロッドともいえるでしょう。
レイズスペクトラRZS51LLとの比較では、ライン抜けのよさを考慮した1番手大きなサイズのガイドや、リアグリップの30mm延長によって、シングルハンドルでスパッと投げて軽快に操作可能。
ガイドはチタンフレーム・トルザイトリングとなっており、各パーツのこだわりもハイエンドにふさわしい。
冒頭のムービーは、そんな天龍のロッドが躍動するシーンが多数。
それにしても気持ちよさそう(笑)。渓流ルアー行きたくなってきたな。