【餌取りをかわすのも醍醐味】夏に楽しめるまったりフィッシング!水野浩聡が身近な堤防で手軽に楽しめる「グレ(メジナ)」釣りを紹介
こんにちは!
そろそろ西日本から梅雨明けのニュースが飛び込んでくるなどして、僕の住んでいる東海地方も間もなく梅雨明けか? というトコロまできています。
そして夏休みも始まるタイミングですし、釣りに出掛ける方も多い時期かなと思います。さて、今回はそんな休みのタイミングにピッタリな手軽で楽しい釣りを紹介。
身近な堤防で楽しめる!延べ竿を使用したまったりフィッシングを紹介
先日僕が訪れたのは海の堤防。
釣り物が多い季節だけあって、足元には沢山の魚が群れていたり、泳いでいたりするのが目で確認できるくらいなんですが、今回は延べ竿を使用した堤防のまったりフィッシングを満喫してきました。
使用する道具は、「GOOD ROD GD-360」に、「GOOD RIG 玉ウキ仕掛け360」。それにエサとなるオキアミ、さらに魚を寄せるための撒き餌(アミえび)を用意。
サイズ | 自重 | 継数 | 税込価格 |
3.60m(仕舞寸法:56.0cm) | 90g | 8本 | 6,248円 |
be GOOD fun EGG(ジャッカル)公式「GOOD ROD GD-360」詳細ページはこちら
入数 | 税込価格 | ジャンル | フックサイズ |
ウキ付き1セット+替え針2本 | 385円 | 仕掛け | 袖針5号 |
be GOOD fun EGG(ジャッカル)公式「GOOD RIG 玉ウキ仕掛け360」詳細ページはこちら
沢山の魚が確認できる中で、今回狙った魚はグレ(メジナ)。
堤防では25cmクラスまでのグレが実際に見えたりしていて、他の餌取りの魚をうまくかわしながらグレを狙っていきます。
まず撒き餌(エリアによって撒き餌行為が禁止の場所もあります)をし、長さの限られた延べ竿での仕掛けが届く範囲内に魚を寄せます。
これに真っ先に寄ってくるのが豆アジやスズメダイにベラなど。撒き餌が水面に落ちた瞬間から次々に寄ってきます。
そして、しばらくすると彼らが食べ残した撒き餌がボトムに沈んでいくわけですが、そのボトム付近の撒き餌をグレが拾って食べているような状態が作り出されました。
餌取りを上手く躱しながらグレ(メジナ)へアプローチ
ここからが、針をつけたオキアミの出番。仕掛けにオモリがついているとはいえ、このオキアミを何も考えずに落としてしまうと、当然表層から中層で活性が上がっている餌取りの魚に真っ先に食われて、すぐにエサがなくなってしまいます。
ですので、グレが目視できる場所から少し外した場所へ撒き餌を投入。餌取りの魚を撒き餌に夢中にさせておいてから、グレのいる真上からオキアミを落としてボトムまで到達させます。
こうすることで、しっかりとグレの目線(ボトム)に近いところまで確実にオキアミを運んでいくことが可能です。
撒き餌でグレ自体も寄せるわけなんですが、よく観察していると餌取りの魚とは食べる場所が違うので、それをうまく利用して撒き餌をどこに撃つか? を考えます。
そうすることによって、グレだけを効率よく狙えるという一種のゲーム性がそこにはあります。
最初は餌取りに悪戦苦闘しながらも、少しずつそれを理解しながら釣っていくことで楽しさが倍増。
そして、グレ特有のアタリでもあるウキが一気に消し込むアタリ。これでアワセを入れるんですが、グレが人気のターゲットとなるのがすぐに分かるくらい、サイズが小さくても強烈な引きをしてくれます。
GOODロッドがギュンギュン曲がり、釣れるサイズによっては片手でロッドを持っていることができないくらい強烈に突っ込みます。
3時間くらいの釣りでしたが、この方法でたくさんのグレをキャッチすることに成功。
もちろん餌取りの魚の中にいる豆アジなども食べて美味しい魚なので、それをサビキ仕掛けで釣ったりする楽しみもあったりしますが、このようにその中から狙いを定めた魚をエサで釣っていくのもかなり面白く、僕自身今年一番ハマった釣りの1つと言えるくらいです。
そしてこのグレ。
写真を見てもらえば分かる通り、とにかくキレイな魚体で、目も青色で、艶があって惚れ惚れする魚体。
身近にいる超パワーファイターなので、狙って釣ってみるときっとハマるハズ! シンプルな道具で、足場のイイ場所からでも狙えますので、この夏のまったりフィッシングの対象魚として入れてもらうと、面白い時間が過ごせると思いますよ。
暑い日がこれから続きますので水分補給はマメに、熱中症対策万全で安全第一な釣りをしてくださいね。
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