こんにちは。エバーグリーンスタッフの福島直城です。
さて、いよいよ夏本番! 夏といえば虫!夏といえばサイトフィッシングの季節!
というわけで、今回は、サイトフィッシングに超オススメのFACTゲジー1.8”(エバーグリーン)についてご紹介したいと思います。
最近、流行となっている「沈む虫」ですが、数ある同じジャンルのルアーの中でも、なぜ私がゲジーがオススメなのかというと、まずはこのシルエット!まんま虫(笑)!!
初めて見た時に、そのリアルさから「これを食わないバスはいないだろう」と、真っ先に思いましたね。
さらに、動きもリアルで、フォール時には、全12本ある肢が各パーツ異なる震えを自然発生し、生命感が溢れた動きをしてくれるんです。
出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」
次に、1.8インチとは思えない圧倒的な飛距離。飛距離が出るということは、バスから気付かれない距離からのアプローチが可能となり、プレッシャーに晒され続けている昨今のバスを釣ることに大きなアドバンテージとなります。
それと、ファットなボディーなのでスキッピングがやり易く、オーバーハング下などにも入れ込み易いです。
実際に、初めて使用した時から、いきなり好釣果がでて、以後ほとんどの釣行毎にゲジーでの釣果があるといった、今ではなくてはならない存在のルアーとなっています。
ゲジーはサイトフィッシングで多用
ちなみに私的なゲジーを投入する状況として挙がられるのがサイトフィッシング!
サイトフィッシングで使用するルアーって、例えば、ベイトフィッシュをイミテートしたワームや、ストレート系ワームなど、効くルアーって沢山ありますよね?
で、そんな中、私がゲジーの出番とする目安となるのが、そういった上記したルアーにはバスが興味を示さない時です。
私は、サイトフィッシングをする場合に、まず初めに、バスがどういったルアーに興味を示すのかということを調べる作業から始めます。
先ほど申し上げたようなルアー達を、一通りローテーションさせて、喰わせられなかった場合にゲジーを投入する。といった感じです。
散々ルアーをローテーションさせたにもかかわらず、全然興味を示さなかったバスも、ゲジーならば興味を示しだすといったことが多くあるんです。
ロングディスタンスでのアプローチができるので警戒心を与えずに攻めることができる
そして、サイトフィッシングというのは、アングラーからバスが見えていますよね?
アングラーからバスが見えているということは、ほとんどの場合バスからもアングラーの存在が分かるワケです。
アングラーの存在をバスに気付かれてしまうと、警戒心を与えてしまい口を使いにくくなってしまいますが、そうさせないためにも、ゲジーの大きな特徴である、圧倒的な飛距離を利用して、ロングディスタンスからのアプローチを行います。
ゲジーであれば、ロングディスタンスキャストが可能なのでアングラーの存在感を消し、バイトさせるといったことが可能となります。
まずはノーシンカー、反応がなければネイルリグにして当たるフォールスピード、レンジを探す
さて、実際の、使い方ですが、私の場合、まずノーシンカーから始めます。で、ノーシンカーで反応がなければ、お腹の所にネイルシンカーを挿入して、フォールスピードの違いで反応させたり、その時のベストなレンジを探したりしています。
アクションは何もせずにフリーフォールだけでOK!
リフト&フォールやボトムズル引きもアリ
アクションは、ルアーが自発的にアクションし、誘ってくれるので、基本、何もしなくてもフリーフォールでオートマチックに喰わせることができます。
アクションをつけるとしたらリフト&フォールぐらい。水深が浅い所であれば、ボトム着底後ズル引くのもアリです。
やや太軸のオフセットフックを使えばネイルシンカーを使わなくてもイイ感じのアクション&水平フォールをしてくれる
ゲジーに使用するフックなんですが、大き目かつ、線経の太いオフセットフックをチョイスしてあげると、ネイルシンカーを入れなくてもフック自体の重さでいい感じのアクション&水平フォールとなります!
オフセットフックとマス針を使い分けることで、色んな誘いができる
ここで重要なワンポイントアドバイス!
使用するフックの種類によっては、例えば同じノーシンカーでも、オフセットフックorマス針チョン掛けといったフックの使い分けをすることにより、ゲジーのアクションが変わり、なかなかバイトまで至らなかったバスの反応がガラリと変わる場合があります。
これは、フックの重心の違いによるアクションの変化によるもので、オフセットフックの場合だと、フックの重心がルアーの真下になり、ゲジーの自重にフックの自重が加わって、より各パーツのピリピリ感が強調されたアクションとなり、マス針の場合だと、オフセットフックに比べてルアーに与える重さの影響が少ないので、フックの重さでフォールしていくのではなく、ゲジー本体のみの自重で、ゆらゆらと、よりナチュラルな動きとフォールとなります。
この微妙なアクションの違いで、釣果に差が出ることもあるので、オフセットフック or マス針チョン掛け、といったフックの使い分けもぜひ試してみてください!
オープンウォーターもしくはライトなカバー周りでのタックル
最後に、ゲジーを使用しているタックルは、オープンウォーターもしくはライトなカバー周りであれば、フェイズPCSS-65L+ スピットファイア。
全長 | 継数 | 標準自重 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.96m | 1 | 95g | ライト プラス | 0.9~10.5g(1/32~3/8oz) | 3~10lb(PE0.6~1.5号) | 45,000円(税別) |
ラインはバスザイル・マジックハードRの4Lb。
フックは、オフセットフック、マス針共にRYUGIで、ダブルエッジ#1/0、マス針・フォグショットTC #4を使用しています。
濃いカバー周りでのタックル
一方、濃いカバー周りであれば、ヘラクレス ・HCSS-611M パワーシェイカー611M。
全長 | 継数 | 標準自重 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 価格 |
2.11m | 1 | 127g | ミディアム | 3.5~14g(1/8~1/2oz) | 4~12lb | 62,000円(税別) |
ラインはPE1号+バスザイルマジックハードR8Lb。フックは、オフセットフックのダブルエッジ#1/0、もしくはTheスタンダード#2/0を使用しています。
ゲジーのカラーは全10色
以上、FACTゲジー1.8”(エバーグリーン)についてご紹介してみました!
ぜひゲジーを投入して、これからの虫パターンをエンジョイしてみてくださいね!