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マルチコンセプトのジギングロッド!天龍の「ホライゾンMJ」

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今年3月に発売となった天龍のジギングロッド「ホライゾンMJ」

昨今のジギングではスローピッチ・ハイピッチといったように様々なジャンルに分けられています。

実際、天龍のホライゾンシリーズではLJ(ライトジギング)、SL(スロー系ジギング)、プログレッシブ(スロー系ジギング、ライトジギング)の3種類が展開されています。

そして今回の「ホライゾンMJ」ではそう言ったジャンルにとらわれないマルチに活躍できる性能となっています。

ちなみにネームのMJにはマルチジギング、マルチ コンセプト ジギングという意味がこめられ、ハイピッチとスローピッチの両方を遊べるマルチモデルとなっています。

アングラーの思うままにジグを操作できる!多彩なジャークに対応!

ハイピッチとスローピッチの両方を遊べる、すなわちマルチに遊べるのが「ホライゾンMJ」の魅力!

もちろん、ジグの操作もアングラーの思いのまま!

仕掛ける楽しさと大物とのスリリングなファイトを楽しめるのもマルチ コンセプトの「ホライゾンMJ」ならではといえるでしょう。

ハイピッチで魚にスイッチを入れて、スローピッチで喰わせるといったこれまでのジギングの常識にとらわれないアプローチや潮の流れが変化して急に活性が下がったときはスローに誘うなど臨機応変に対応も可能です。

その場の状況に応じてアングラーの腕一つで様々なジグ操作ができ、思い描いたとおりに魚がかかったときは嬉しさや達成感はいつもの何倍にも膨れ上がることでしょう!

このホライゾンMJはホライゾンSLをベースに開発されているためスロー系ジャークにも対応し、レングスも5フィート10インチと短くしたのでハイピッチジャークでもティップの戻りが早く、ジグを機敏に動かすことにも長けています。

一番ライトなモデルであれば、スーパーライトジギングにも対応し、ヘビー級のモデルならディープでのカンパチ狙いも可能とまさにマルチで楽しめるシリーズとなっています。

ガイド径をあえて大きく設定し太いラインの仕様も可能に!

本来、スロー系のジギングの場合、繊細さを優先させているのでガイド径が小さく設定されています。

しかし、今回のホライゾンMJの場合、マルチに遊べるがコンセプトのため、あえてガイドは太いラインを使えるようガイド径が大きく設定されています。

太いラインが使えるので大型の魚も狙うことができるようになっています。

もちろん感度を重視する状況なら、ホライゾンSLやプログレッシブですが、マルチで楽しむならやはりMJがオススメです!

多彩なジグアクションにも対応し大型魚とのファイトが可能なブランク設計!

前述したとおり、このホライゾンMJでは多彩なジグの操作ができるよう操作性と運動性能のバランスを絶妙に調整されたレングス設計となっています。

また、ティップの先からグリップエンドまで1本のブランクで作られるブランクスルー仕様で、全体的に細身で感度も抜群!

バット部には天龍ではお馴染みのC・N・T(カーボンナノチューブ)が採用!

ガイドを大きくしたことで太いラインも使用でき、大型魚とのファイトもロッドを曲げることでフレキシブルに対応が可能となります。

バットからしっかり曲げこんでファイトができるので、根魚はもちろん、青物といった幅広いターゲットに仕掛けて楽しむことができます。

フォアグリップも握りやすいリールシートPULSを採用!

ほかにも特徴的なポイントとして、リールシートはPULSを搭載し、フォアグリップはストレートポンピングが容易に出来る形状を採用しています。

リールシートのPULS(パーミングサポートウルトラライトトリガーシート)とは握り方によりまったく異なる個性を発揮する画期的なリールシートで、3フィンガーでは手首の自由度が高く、4フィンガーでは手首に負担のかからないといった使い分けが可能となっています。

出典:フジ工業公式パーミングトリガーシリーズ詳細ページ

持ち方としては4フィンガーの場合、小指と薬指の間にトリガーを挟み、腕を当てながら操作することになるので手首に負担が少なく、タテにさばくスロージギング系の動きにオススメです。

逆にロッドを下げてハイピッチにジグを操作する場合は3フィンガーのほうが手首の自由度が高くなるなるため操作がしやすくなります。

また、フロントグリップは少し丸みを帯びた握り込める形状となっています。

これはストレートポンピングを意識した設計で、ロッドを曲げてのパワーファイトが不可能なほどの大型魚が掛かった場合を想定した仕様となっています。

各機種のスペック

機種展開は5種類!

ルアーウエイトはハイピッチ・スローピッチでそれぞれ設定されています。

浅場でのライトゲームから近海・深場、急流・ディープ対応モデルと幅広く展開されているので、ぜひ自身にあった一本を選んでみてください!

モデル レングス(m[ft]) 継数 ルアーウエイト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg/角度0°) リアグリップ(mm) 先径(mm) ロッドウエイト(g) カーボン/グラス(%) 希望小売価格(税抜き)
HMJ5101B-L 1.78[5’10”] 1 High60-120g
Slow100-250g
MAX2 MAX3/0° 405 1.9 110 91/9 ¥35,000
HMJ5101B-ML 1.78[5’10”] 1 High80-150g
Slow120-300g
MAX2 MAX3/0° 405 2.1 115 92/8 ¥35,500
HMJ5101B-M 1.78[5’10”] 1 High100-180g
Slow150-350g
MAX2.5 MAX4/0° 405 2.3 120 92/8 ¥36,000
HMJ5101B-MH 1.78[5’10”] 1 High120-200g
Slow180-400g
MAX3 MAX5/0° 405 2.5 126 93/7 ¥36,500
HMJ5101B-H 1.78[5’10”] 1 High150-250g
Slow200-450g
MAX3 MAX5/0° 405 2.7 131 93/7 ¥37,000
天龍スタッフ舟木さんによる解説動画はこちら!

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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