名古屋港周辺をホームにほぼ毎日湾岸パトロールをしている’’いそにぃ’’こと磯村です。
今回は春の湾奥攻略について紹介させていただきます。
春も後半に入ってきて、海の中も徐々に水温があがり魚達も活性が高くなってきています。
この時期、私のホームエリアの名古屋港湾奥では、シーバス、ロックフィッシュ、メバルなどが狙えるのですが、それらのメインのベイトとなっているのはボラの稚魚のハク、そしてバチ。
ハクは遊泳力が弱いので常夜灯の明かりで照らされた流れが弱い表層付近に群れている事が多く、また岸際や橋脚付近にも集まっていたりするので、ポイントを絞りやすいベイトでもあります。
ただ絞りやすとはいえ、一筋縄ではいかないのがハク等のマイクロパターン。
ハク等のマイクロベイトを捕食している場合、ルアーセレクトを悩まれるアングラーも多いと思います。
では、私自身、マイクロベイトパターンで攻める場合、どんな基準でルアーセレクトをしているのか? というと…。
まずはルアーサイズですが、やはりマッチザベイトで小さめが有効!
そして私的に重要だと考えているのが、ルアーのレンジと動きです。
ハクなどのマイクロベイトを観察してもらうと分かると思うのですが、表層付近を漂うような感じで遊泳力が低く、早く動けません。
ハクなどマイクロベイトパターンで実績ありなのが「アスリート55LLメバルチューン」
で、上記を踏まえたうえで、セレクトするルアーは「表層から水面直下を引ける動きが弱い」タイプになります。具体的に私が選んでいるのは「アスリート55LLメバルチューン」です。
Name | Size | Weight | Type | Hook | Price |
---|---|---|---|---|---|
アスリート 55LL メバルチューン | 55mm | 4g | Slow Sinking | #12 | ¥1,200 |
メバル表層攻略【アスリート55LLメバルチューン】水中アクション
出典:YouTubeチャンネル「studio jackson」
続いて、ハクパターンと混在しているパターンとして「バチパターン」があります。
ゴカイやイソメが産卵のタイミングで底から抜けて水中を漂っているのが‘’バチ抜け‘’。
そんなバチパターンで使用するルアーは、ズバリ「にょろにょろ」です!
説明は要らない!って言うくらいメジャーなルアーですよね。
バチパターンで実績ありなルアーは「にょろにょろ」
ジャクソン公式にょろにょろ詳細ページはこちら
出典:YouTubeチャンネル「studio jackson」
使い方はいたって簡単! 流れに対しアップにキャストして、着水したら沈めずスグにリトリーブを開始します。
あとはその流れのスピードに合わせて巻いてくるだけ。
もしロックフィッシュ等を狙うなら中層からボトム付近を探ると良いですが、その場合、地形をある程度把握してから探らないと根掛かりしてしまう恐れがあるので気を付けてくださいね。
あと潮流のある場所ではドリフト攻めも必要になりますが、‘’にょろにょろ‘’はフローティングミノーではなくシンキングペンシルなので、ライン先行ではなくルアー先行にしてください。
ライン先行だとルアーが沈んでレンジが下がってしまうので、ラインにテンションを掛けた状態でドリフトさせるとレンジキープできます。
あとタダ巻き、ドリフト以外にもジャークさせたりトゥイッチさせてリアクションバイトで誘うのもアリ! 使い方次第でイミテートさせるベイトが変わるので色々と試してみてください。
以上、今の時期の湾奥で楽しめる、メバル、シーバス、ロックフィッシュなどの攻略法でした。
参考にしていただけるとウレシイです!