季節は5月下旬、夏も目前に迫る時期となりました。
これからの時期に楽しくなるのがマゴチを中心としたサーフゲーム!
高水温期になると接岸し、活性も上がってくるマゴチはルアーへの反応も良く狙いやすい魚でもあります。
これからサーフゲームを始めたい方にとってもオススメのターゲットです。
今回紹介するのは天龍の「パワーマスター サンドウォーカー」。サーフ全般をカバーするマルチシリーズになります。
サーフエリアで多用するルアー全般を扱い易く、フラットフィッシュやシーバスは勿論、小・中型の回遊魚まで幅広く対応するスペックとなっています。
展開機種はPMS9102S-ML・PMS1032S-MLMの2本。
近・中距離向けテクニカルモデルのPMS9102S-MLと遠投性と操作性を両立させたバーサタイルのPMS1032S-MLMとサーフゲームで使い分けられる性能となっています。
どちらも価格帯はハイエンドモデルのワンランク下に設定。
『出来るだけ多くの人に購入しやすい価格帯で』『天龍ロッドの素晴らしさを知ってもらう始めの1本に』をコンセプトとして開発されたモデルとなります。
ハイエンドモデルではありませんが、ブランクやガイド、グリップなどより性能が発揮できるよう随所にこだわりを込めて開発がされています。
ブランクに関しても軽量感を求め塗装を少なくしたアンサンド仕様にし、軽快な振り抜き感と、波打ち際でバラシにくい追従性を持った仕上がりになっています。
出典:天龍フィールドスタッフ久保田剛之さんブログ「Shonan Seabass Diaries SandWalker」の「ロッドSandWalker詳細」
グリップに関しても西陣織仕様のカーボンパイプを採用するなど所有欲を持たせる高級感のあるデザインとなっています。
日本古来の伝統的な編み方で織られた性能なので強度は十分!
グリップ以外でも負荷がかかりやすいジョイント部にも採用されているので、裂けに対する強度が十分に備わっています。
ガイドに関してもLGトップガイド、Kガイド(ステンレスフレーム・SiCリング)を採用。
各機種のスペック
モデル | レングス
( m [ft]) |
アクション | 仕舞寸
(cm) |
ルアーウエイト
(g) |
ライン適正
lb /PEライン(号) |
ドラグMAX
(kg) |
リアグリップレングス
(mm) |
ロッドウエイト
(g) |
本体希望価格
(税抜き) |
PMS9102S-ML | 3.00[9’10”] | RF | 153 | Best20g
Max45g |
MAX25lb
0.8-2号 |
4 | 420 | 175 | ¥43,000 |
PMS1032S-MLM | 3.12[10’3″]] | F | 160 | Best30g
Max50g |
MAX25lb
0.8-2号 |
4 | 420 | 184 | ¥43,500 |
この「パワーマスター サンドウォーカー」はサーフゲームに求められる飛距離・キャスト性能・パワー・追従性・ファイト中の貯めといった要素をバランス良く取り入れられたロッドです。
シーバスロッドより強く、ショアジグロッドよりライト、それでいてしっかり曲がるけどダルさがないサーフゲームでの性能を突き詰めた仕上がりとなっています。
サーフ向けプラグ全般からジグヘッドなど、20g前後のルアーに相性が良いモデルです。
ブレイクラインが比較的近いエリアなど、近距離から中距離が守備範囲となっています。
ピンスポットで狙うときや10g前後のルアーを多用する場合にはこのモデルが非常オススメです!
ほかにもシェイクやリフト&フォールといったロッドワークを得意とし、手首への負担が少ないバランスが魅力です。
遠投性と操作性を両立させたバーサタイルモデルのPMS1032S-MLM。
サーフエリアで多用されるルアー全般をカバーし、30g前後のプラグ類からジグヘッドリグが扱い易く、最大で50gまでのメタルジグをフルキャストが可能です!
長時間のキャストを続けても疲れにくいバランス設計で、広いエリアを探ることにも長けています。
フラットフィッシュはもちろん、サーフから青物を狙う方にもオススメのモデルです!
PMS9102S-MLとPMS1032S-MLMの使い分け
どちらのモデルもリバー&サーフのシーバス、フラットフィッシュをメーンで作ったので12cmクラスのミノーから40gのジグやワームまでキャストし易いようになっています。
河口エリアなどリバーシーバスも狙うことが多い方はPMS9102ML、サーフからフラットフィッシュだけでなくから青物もよく狙う方はPMS1032MLMがオススメになります。
最大50gまでルアーウェイトが対応しているのでジグを多用する方にもこのPMS1032MLはオススメです!
天龍フィールドテスターの久保田さんのブログにもロッドの使い分けや開発時のこだわりポイントなど詳細が記されています!
是非あわせてチェックしましょう!
天龍フィールドテスターの久保田さんのブログ「Shonan Seabass Diaries SandWalker」詳細ページはこちら
パワーマスター サンドウォーカー詳細ページはこちら