こんにちは、名古屋を拠点に活動するトップガン岡本順哉です。
気温も上がり海水温も徐々に上昇してハイシーズンを迎える魚種が多くいると思います。その中でも今回は、僕のメインフィールド伊勢湾、湾奥で人気ターゲットのキジハタ(アズキマス、アコウ)ゲームを紹介していきたいと思います。
岡本 順哉(Okamoto Junya) プロフィール
湾奥ボートキジハタゲームの基本
まず、皆さんから良くご質問いただくのは、「どんなルアーで釣れますか?」ということ。
大きくは2パターンあり、活性が高く追いの良い時はスイミング系のワーム、活性が低く追いの悪い時はクロー系のワームと使い分けています。
具体的には、マヅメ時等フィーデングタイムやベイトの多いエリアでは魚の活性は高いと考え、HAZEDONG SHAD SWやSUPER SPINDLE WORM SW等のスイミング系のワームで特に活性の高い個体をターゲットに、ボトムを意識しながら広範囲をテンポ良く、スイミング&フォールでサーチしていきます。
一方で、気配の少ない時間帯には、ここぞというピンポイントをROCK HOGやBOTTLE SHRIMP等 ホッグ系のワームで、根にひっかけてはシェイクを入れ、そして外し…と、じっくり狙っていきます。
根掛りの多い釣りなので、リグはテキサスリグやジカリグ等を推奨します。
そして、型を狙うならフックサイズも重要で、オフセットフックであれば#2/0以上は必須。
せっかくのバイトを、すっぽ抜けで苦い思いをしたり、口の奥に針掛りしてキジハタの鋭い歯でリーダーごと切られてしまう事も良くある事。それを防ぐためにも、フックは大きめがお勧めです。
そのフックを装着できるワームのサイズや、形状の選択も大切になります。
タックルの使い分けですが、広範囲をテンポよくサーチするには、飛距離の稼げるスピニングロッド、私は主に礁楽シリーズ「SL-72H+S」を使用。
岩礁などのピンポイントを狙う時には、より太いラインを巻くことができ、パワーゲームに優れるベイトロッド、主に「SL-71HC」を使用。
SL-72H+S、SL-71HC共に感度が非常に良く、ボトムを感じやすいのでテンポの良い釣りを展開しやすくターゲットと出会うチャンスも広がります。また、もちろんアタリも明確に伝わってくるので合わせのタイミングが取りやすいのも特長です。
また、プランクに張りがあるので、リグがスタックしかかった時に弾き上げるようにすると、高確率で根掛りを回避する事ができ、PEライン使用時にはノットを組み直す回数・手間・時間が短縮され、効率良くなり釣りに集中できるというメリットも。
これからがおもしろい湾奥ボートキジハタゲーム
キジハタのポイントとしては、大半は潮通しが良い、根の荒い場所やテトラ帯。
時期的には初夏から晩秋にかけて。まさに今からがシーズンです。是非、挑戦してみてください!
ボートからの挑戦者、お待ちしております!