天龍ジギングロッドのフラッグシップ
天龍のホライゾンプログレッシブは、「ホライゾン」シリーズの中でもさまざまなジギングのフラッグシップという位置づけ。
天龍のホライゾンシリーズには今年誕生となったMJ(マルチジギング)やライトジギングを表すLJ、そしてスロー系ジギングを意味するSLとある。それらのフラッグシップ機が冠せられるのが「プログレッシブ」です。
そのプログレッシブに2021年は2機種が追加される。
その2機種は、スピニングロッドです。
そうです。これまでのプログレッシブは、ベイトロッド4機種展開。これは、もともとスロー系ジギング用ロッド「ホライゾンSL」の上位モデルとしてリリースされたもの。
スピニング2機種が追加
ここにきてのスピニング2機種。
タックルやテクノロジーの進化もあり、ライトジギングやスロー、そしてSLJとかなりボーダーがなくなってきている中、今回のホライゾンプログレッシブ2機種は、よりシャープで高感度にという部分を突き詰めた仕様。
そこで今回の追加2機種のベースとなったのはホライゾンLJ。ライトジギング用のLJをベースに、さらにシャープさと感度を上積みしたかたちになっています。
とはいえ大きく異なるのは、ホライゾンLJといえばのグラスフレックスに対して、ホライゾンプログレッシブの追加2機種はティップは低弾性で繊細・しなやか、かつブランクスは高弾性カーボン。これをお家芸のマグナフレックス製法でシャキッとした味付けになっている点。
この低弾性カーボンがまた絶妙で、グラスのようなしなやかさを感じられるものとなっています。
もちろんバットにはC・N・Tをコンポジット。そのスリムな見た目からは想像できないほどの強さを感じられます。
ガイドもチタンフレーム・トルザイトリングで(トップはSiC)。軽量化と感度を求めた設定であることはもちろん、ハイフットでライン放出をよりスムーズにする工夫が見られるなど、細部に渡りコダワリのロッド。
追加2機種の特徴
追加2機種は「HPG612S-M」と「HPG642S-LL」。
HPG612S-Mは「ライトタックルにおける限界チャレンジモデル」がコンセプト。
上記の細部に渡るコダワリで、ぜひライトラインで大物とのファイトを楽しんでくださいという機種。
具体的には水深100m前後のエリアでPEラインも2号を上限としながら、10kgクラスのブリや7~8kgクラスのヒラマサなどを想定、そしてそれが獲れる強度になっているということ。
実際見たら分かりますが、かなり細めのブランクス。もう、細マッチョってやつですね。
100~150g程のジグも軽快に操ることができる操作性も魅力。
レングス( m [ft]) | 継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウェイト(g) | ベストウェイト (g) |
PE (号) |
ドラグMax(kg) | リアグリップ長(mm) | PRICE(税抜き) |
1.86[6’1″] | 2 (O.S.H) | R | 140 | MAX200 | 150 | MAX2.0 | 5.0 | 455 | ¥53,000 |
レングス ( m [ft]) |
継数 | アクション | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウェイト (g) |
ベストウェイト (g) |
PE (号) |
ドラグMax (kg) |
リアグリップ長 (mm) |
PRICE(税抜き) |
1.93[6’4″] | 2 (O.S.H) | RS | 152 | MAX100 | 60 | MAX1.5 | 2.5 | 410 | ¥53,000 |
HPG642S-LLはスーパーライトジギング(SLJ)を想定し、テクニカルな操作感や、そもそもの感度面などでこれまでのロッドとは一線を画するアドバンテージが得られるモデルとして開発。
SLJでは多彩な魚種がヒットしてきますし、結構バイトがシビアということも多いのですが、それらを感じる、そしてバラさず掛けられるティップが魅力。
乗合船などではアンダーキャスト、そこから斜め引きという展開も多いが、グリップ長もやや短めに設定されキャストしやすいのも特徴。
天龍公式ホライゾンプログレッシブ詳細ページはこちら
ホライゾンプログレッシブの発売は5月下旬を予定。もう間もなく! もっとジギングを探求したい中・上級者には特にオススメの2機種となっていますよ!