5月に入り、そろそろケンサキイカ・ヤリイカ・スルメイカが釣れる時期になってきました。
これらのイカを狙うといえば、イカメタルが真っ先に思い浮かぶかと思いますが、近年「オモリグ釣法」という新たな釣りが注目を集めています。
オモリグ釣法とはイカメタルのドロップリグに近い仕掛けで、三又スイベルの下部に20号〜40号のオモリを設置し、80~100cmほどのリーダーに陸っぱり用の2~2.5号の小型のエギを取り付けた仕掛けです。
さて、そんなオモリグ釣法ですが、実は人気の理由はイカメタルに比べ掛かるイカが大きいことが挙げられます!
更にイカがスレたときも強いとも言われています。
というのも、基本イカメタルは「縦」に誘う釣りで、イカにラインが見られてしまうリスクがあります。
それに対しオモリグ釣法はオモリから離れた状態で誘うことができるので、イカにエギを注視させやすいメリットがあります。
イカメタルが人気となり各地でイカがスレてきている、そんなときにこのオモリグ釣法が効いてくる!という訳です。
テイルウォークの「SSD METALIKA(メタルイカ)」にオモリグ専用限定モデルが登場!
さて、だいぶ前置きが長くなりましたが、ここで本題!
2021年新たにテイルウォークの「SSD METALIKA(メタルイカ)」からオモリグ専用限定モデル「S610H/FSL LTD」が追加されます!
昨年に追加されたオモリグ対応モデル「S68H/FSL」・「C68H/FSL」の2機種と既存の「S610M」「S60MH/FSL」と併せて5機種目となる今回のロッド。
これまでのオモリグ対応モデルから更なるブラッシュアップされた2021年限定のロッドとなっています。
もちろんSSDシリーズなので価格も2万円前半と非常に手ごろ!
これからオモリグ釣法にチャレンジしてみたい方にも手に取りやすい価格帯となっています。
全長(ft.in) | ピース | 仕舞寸(cm) | ロッド重量(g) | 対応ルアーウエイト(g) | 対応オモリ(号) | ラインウエイト(PE) | 希望本体価格(税抜き) |
6.10 | 1&Half | 124 | 115 | 60-180 | 15-45 | MAX1 | ¥22,000 |
今回の「S610H/FSL LTD」はアングラーの声にこたえて設計されたモデルで、ティップも視認性を良くした夜光グリーンを採用。
一晩中しゃくり続けても負担を軽減できるよう、エンドグリップをやや長めに設定してあります。
今回の「S610H/FSL LTD」はスピニングのフルソリッドモデルです。
オモリグの釣りは船のライトの明暗部で釣りをするため、暗部まで投げたいなどある程度のキャストが必要となります。
そうしたときの扱いやすさを考慮し、今回はスピニングを採用しています。
また、しゃくり上げたときのストロークが稼ぎやすいのもスピニングモデルのメリットにもなります。
そしてもう一つのポイントがフルソリッド。
昨年の追加機種もフソリッドモデルでしたが、このフルソリッドの最大のメリットはロッド全体が曲がるのでイカにバレにくい特性があります。
ソリッドティップの場合、ソリッド部分からカーボン部分にかけて曲がる際、ロッドが張った瞬間、わずかですがイカが違和感を感じて放してしまうリスクがあります。
また、イカを誘うフォールの釣りをするときも、イカを乗せつつ掛けるといった感覚でできるのもフルソリッドならではの特性といえるでしょう。
ぜひ、これからハイシーズンを迎えるヤリイカ・ケンサキイカをオモリグ釣法で狙ってみてはいかがでしょう!
メタルイカと併せてオモリグ用のタックルを用意しておけばより釣果が期待できるかもしれませんよ?
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