例年と比べると、季節の進行が2週間ほど早い…と、各地のアングラーから声が届く2021年。
スポーニングの進行状況が想像以上に早く、GW前のタイミングでバスの稚魚を見かけることもしばしば。で、スポーニングで体力を使ったバスは体力を回復させるために、“食べやすい餌”を求めるようになってくると。
バスにとって食べやすい餌と言えば…「エビ」。
特に、河川やクリークの岸沿いはGW前後位からエビが大量に発生する事も多く、ちょうどバスの状態(アフタースポーン)とリンクするため、バスにとっての格好の餌になるという。
エビパターンに強いイメージなのがレイドジャパンの岡さん。今回はエビ喰いバスを狙う為の【エビパターン】について、あれこれ聞いてみました。
4つのエビパターン
エビパターンと言っても、場所や水深等によってさまざまな釣り方があるのですが、大きく分けると上記の4パターン。
1:TOP&巻き系
2:ノーシンカー(ネイルリグ)系
3:フワフワ系
4:ボトム系
上記の4つをパターン毎に紹介させてもらいます。
1:TOP&巻き系
長々と続く河川の護岸やリップラップ等、エビを捕食しているんだろうけどピンまで絞れない…そんなエリアを狙っていく際にはTOP&巻き系。
そして、エビパターンの代表とも言えるTOPウォータープラグと言えば…やはりポッパーです。
使い方としては、移動距離を抑えつつ首振り&ポーズを繰り返すといった感じ。ポッパーというジャンルの中でもスプラッシュ音やアクションが大きいタイプではなく、どちらかと言えば控えめなポップ音のモノがオススメです。
また、表層まで出きらない場合には表層直下をスロー誘えるモノがGood。わずか数センチ潜るか潜らないかだけでも反応が変わってくるのがこの時期のエビパターンで、気温が低く表水温が上がりきらない日、または小雨の等は柔らかいアクションで誘える小型シャッドテール出番です。
●フルスイング3.5inch【ノーシンカーリグ】
・Hook/フッキングマスターモンスタークラス #2/0(Nogales)
2:ノーシンカー(ネイルリグ)系
エビボイルを見かけたり、ピンが分かっている状況でオススメなのがまさしくエビ!な「AVIシリーズ」のノーシンカーリグ(ネイルリグ)。
AVIシリーズには35と50の2サイズがラインナップされていますが、まずオススメな使い方は表層高速トゥイッチ。バスがエビを追い詰めそうな護岸際やインサイドの泥底バンク等で、トゥイッチを織り交ぜながらエビが逃げまどっているさまを演出してやることでスイッチを入れて喰わせる…といったイメージ。
もちろん、表層高速トゥイッチだけではなくバスが潜んでいそうな葦や杭、レイダウンに対してバックスライドさせながらのフォールで狙うのもあり。
ノーシンカーリグで使うのもOKですが、腹部のネイルホールに0.3g~0.9g程のネイルシンカーを挿入し重量を上げてやることで、飛距離やフォールスピードを上げることも可能です。
また、同じノーシンカーリグでいうと「ファットウィップ3inch」のオフセットフックを使用したノーシンカーリグもオススメ。
コチラの使い方は護岸沿いでもボトムでも、またカバーの際でも障害物の際でも…基本、キャスト→フォール→ズル引き→ストップの繰り返し。アフターシーズンに迷ったとき、他の釣りで反応がない時には是非試してみてください。
●AVI 35
・Hook:インフィニホビット#2(RYUGI)
●AVI 50
・Hook:ダブルエッジ #3/0(RYUGI)
●ファットウィップ3inch
・Hook:ダブルエッジ #1/0(RYUGI)
3:フワフワ系
エビボイルは発生しているが、表層まで出きらない…そんな場合にはフワフワ系がオススメ。
フワフワ系とは、表層直下から1m程のレンジまでで滞空時間を長く取りながら、とにかく“フワフワ”させる釣りの事で、近年でいえばホバストがこれに当たります。
「2WAY」をホバストフックでセッティングし、頭部にネイルシンカーの0.3g~0.9gを挿入して中層をスイミング(ミドスト)させてやります。
元々ホバストは魚系のワームで使う事を前提でしたが、エビ系ワームとの相性も抜群。特に2WAYはボディーのリブと大量のヒゲにより“抵抗感”があり、何をやっているがイメージしやすく、他のどんなワームより表層直下のレンジをスローにホバストできるので、ホバスト初心者にもオススメです。
あたかもエビがフワフワしているかの如くめちゃくちゃスローにフワフワさせてやるのがキモで、バスが目視出来ない場所でも急にバスが浮いてくることもしばしば…。
また、同じフワフワ系でいうとスモラバもお忘れなきよう。「エグダマTYPEキワミ0.9g」に「オカエビ2.5inch」をセットさせるとフワフワさせやすく、ボトムに意識が高いバスを見つけた際にはそのままボトムで喰わせることできるので、フィールドをサイトしながら釣っている際にはかなり便利です。
●2WAY【ホバスト】
・Hook:ホバーショット#3(RYUGI)
・Sinker:バザーズシンカーTG リーン 0.3g~0.9g(DAIWA)
4:ボトム系
同じエビを捕食している場合でも、表層や中層(フワフワ)で反応がない場合に狙うはボトム。そしてボトムを狙うといっても、少しボトムから浮かせた状態でフワフワ誘う事出来リグ=ダウンショットリグが特にこの時期は効果的。
ワーム的には…エビに模した形状の「エグバグ」や「バトルホッグ2.6inch」がオススメ。
オープンエリアや根掛かりの心配が少ない場所では、フッキング率が高いマスバリを。また、葦や杭の際、リップラップ等根掛かりのリスクがある場所ではオフセットフックといった感じで使い分けてみてください。
アクション的にはボトムを取ってのズル引きやシェイクが基本。ですが、いまいち反応がない場合にはエビが急に逃げるさまを演出するイメージで、ロッドを2回ほど『ピピっ!』を短く早くサバいてリアクションで狙ってやると急に反応する事もあります。
●エグバグ【ダウンショット】
・Hook:CT-5 #7(イチカワ)
・シンカー:バザーズシンカーTG ペアーハリス止め 0.9g〜1.8g(DAIWA)
●バトルホッグ2.6inch【ダウンショット】
・Hook:インフィニ #2(RYUGI)
・シンカー:バザーズシンカーTG ペアーハリス止め 3.5g〜5.3g(DAIWA)
エビパターンといえども様々な使い方・狙い方が存在しますが、5月にはどこのフィールドでも最強な釣りになってくると思うので、ぜひチャレンジしてみてください。
