一般的に乗っ込みシーズンから旬を迎える「タイラバゲーム」。
そんなタイラバゲームで重要となるのがヘッドやネクタイのセレクト。これによって沢山釣れることもあれば、逆に全く反応しないこともあります。ルアージャンルの中でも特に細かいローテーションが必要です。
では実際のところ、上手い人ってどういった基準でヘッドやネクタイを使い分けているのか? 今回ネクタイとヘッドの選び方について、タイラバゲームのエキスパート田中亜衣さんに色々教えていただいたので早速紹介していきます!
田中 亜衣(Ai Tanaka) プロフィール
釣ったカラーをシッカリ記憶!ネクタイはカラー選びが大切
まずはネクタイをどう選ぶかについて。形状もモチロンですが、それより大切なのがカラーセレクトだと話していました。
特にネクタイのカラーローテで重要なのが、「自分の使っていたカラーで釣れた時の状況をシッカリ覚えておく」こと。これがタイラバゲーム上達の近道になります。
どんな水質で? 季節は? 天気は? などを頭に入れておくことで、別の日に同じような状況が訪れた際も瞬時にアジャストできます。その記憶が多ければ多いほど引き出しが多くなり、カラーをマメに変更しながら常に安定した釣果を実現できます。
では、まず初めにネクタイのカラーはどういったものを選べばよいのか? 田中亜衣さんは普段、タイラバゲームの定番カラーである「赤系」や「オレンジ系」から始めることが多いそうです。
ビンビンワームネクタイ ツインテール(1本カットチューン)+TGビンビン玉スライドヘッド
ジャッカル公式「ビンビンワームネクタイ ツインテール/TGビンビン玉スライドヘッド」詳細ページ
タイラバゲームが始まって約20年が経ちますが、最初から存在したカラーが赤系とオレンジ系。
幅広い状況に対応できるパイロット的な存在で、とりあえず使いながら色々カラーを変えて状況にあてはめていくそうです。
春先に有効!ネクタイのオススメカラー2選
乗っ込みシーズンの春先に有効なカラーを訊くと、グロー系と黒系がオススメだと話していました。
グロー系はどこの地域で使用しても万能、特に水の澄んでいる状況では良く釣れるそう。一般的には濁りのある状況で効くという説もありますが、田中亜衣さん的には水の澄んだ状況でイイ思いをすることが多く、春に信頼をおいているカラーだそうです。
マダイが小さいイカやオキアミを中心に捕食しているパターンでも効果を発揮します。
ジャッカル公式「ビンビン玉 T+ネクタイ / フィネスカーリー」詳細ページはこちら
春以外でも水の澄んだディープを攻める時もグロー系が効くとのこと。
続いて黒はシルエットがハッキリしていてタイラバゲームの中でも特に目立つ色。つまりマダイの活性が高い時やタイラバの存在を目立たせたい時に投入することが多いそうです!
ジャッカル公式「ビンビン玉 T+ネクタイ フレアフィネス」詳細ページはこちら
ビンビン玉 T+ネクタイ フレアフィネス+TGビンビン玉スライドヘッド
紹介した2色で沢山釣れた場合は特に、前途した「釣れた時の状況をシッカリ覚えておく」ことが大事になります。定番カラーで釣った時よりも、特殊なパターンのことが多いので、シッカリ覚えることで今後同じような状況が来ても連発させることができます。
ヘッドのローテーションについて
続いてはヘッドのローテーションについて。
カラーに関してはネクタイほどシビアに変えないそうです。やはりタイラバゲームはネクタイがキーとなるので、ネクタイのカラーにヘッドのカラーを合わせていく感じ。