メタルジグ。
鉛などの金属でできており、数あるルアーの種類の中でも群を抜いてシンプルな構造。釣り人側がアクションを入力することで、逃げ惑う魚が演出でき、対象魚を誘うルアー。
つまり。材質の違いや形状、カラーなどでアクションやフォール、見た目に変化こそ出せるものの、プラグなどに比べてルアー側から発信が少ないジャンルであると。
「THE HITMAN LURES」は2017年に立ち上げられた、まだ新しい新進気鋭のブランド。そのブランドのジグシリーズ「ヒットマンジグ」には、ルアー側から発信できる新しい構造が採用されているそうで。
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ヒットマンジグ
ヒットマンジグは「H1」~「H10」の10種にスロー専用モデル「V52」を加えた計11種、ショートからロングまでの形状で重さ別に見ると40アイテム近い数がラインナップされているジグシリーズ。
一般的なジギングからSLJ(スーパーライトジギング)、スローまで網羅するラインナップも特筆すべき点ですが、ここで注目したいのは「波動」がキーワードとなるその構造。
特許を取得している「ボルテックステクノロジー」とはジグの側面に設けられた、星型に縁取られた穴。この穴にシャクった時、フォールの時に水が通る。すなわち水流が生まれ波動が生まれる、その波動が魚の活性を上げるという構造。
実釣では、フォール時間(滞空時間)がやや長くなり喰わせの間を演出するとも言われているんだとか。
もうひとつ、「3D造形ジグ」という特長がさらなる波動を演出。
ジグを上から見るとエラの部分が立体構造になっていて、抵抗が生まれる。ここでまたボルテックスホールとは異なる波動が発生。よりリアルにベイトフィッシュを演出するという。
波動が魚にもたらすもの
魚には側線という感覚器官があり、この側線で水圧の変化や水流などの「波動」を感じ取っているというのは、ご存知の方も多いはず。
この波動によって危険を察知したり、エサを感知して捕食行動に出ると。
ボルテックステクノロジー+3D造形ジグによって、これまでにない”波動”を演出するヒットマンジグ。
その効果のほどは…試して見る価値はあるんじゃないでしょうか。