テイルウォークのオフショアキャスティング最高峰モデル「MBスプリントスティック」。
このMBとはマスタービルドシリーズであり、MADE IN JAPANと製造からこだわりを込めた渾身のロッドに仕上がっています。
監修は日本のルアーフィッシング創成期から活躍しているチャーマス北村こと北村秀行氏。
北村氏のフィッシングマインド、ファクトリーの設計陣、テイルウォークの情熱が結集したロッドとなっています。
厳選した低弾性ブランク
ロッドは粘りとパワーを持たせた低弾性のカーボンを採用。
大物とのファイトを想定し、曲げて獲ることを前提としているので、常に魚にプレッシャーをかけて、魚の頭をこっちに向けさせるように設計されています。
アクションも手元からティップまできれいな放物線を描くパラボリックアクションとなっているので、アングラーにも負担を掛けず、しっかりとやりとりができるロッドとなっています。
ちなみに、低弾性というとロッドの重みが気になるところですが、そこは国内の高い技術で製造していることもあり軽量に仕上げられています。
ガイドはフジ工業のSiC MN ガイドを搭載。
スーパーオーシャンガイドとも呼ばれ、糸抜けも抜群!
バットガイドは逆付けとなっています。
リールリールシートは汎用性の高いDPS仕様。
フジ工業のフジロックナットを採用。
ダウンロック式タイプなのでロッドバランス・安定も優れ、キャスト時などで緩む心配もありません。
各機種のスペック
レングス(ft.in) | ピース | 仕舞寸 (cm) |
ロッド自重 (g) |
ルアーウエイト (g) |
ドラグMAX (kg) |
本体希望価格
(税抜き) |
7.4 | 2(B) | 165 | 227 | MAX40 | MAX4 | 40,000円 |
シイラ・カツオ・小型青物対応のライトモデル。
船のサイズと遠投力の相関関係を徹底的に詰めた設計で、小型プラグのキャスタビリティーにおいても幅広く対応しています。
30gクラスのトップウォータープラグで小型~中型クラスの青物・回遊魚を狙うのに最適のロッド。
ファイト時には柔軟なベンディングを描き、しっかり曲げこむことでバレを軽減する性能となっています。
レングス(ft.in) | ピース | 仕舞寸 (cm) |
ロッド自重 (g) |
ルアーウエイト (g) |
ドラグMAX (kg) |
本体希望価格
(税抜き) |
7.2 | 2(B) | 159 | 229 | MAX60 | MAX7 | 41,000円 |
汎用性に長けたオールマイティミディアムアクションモデル。
大型シイラ・カツオ・青物に対応し、40g前後のプラグ・ジグを軽快に扱うことができるロッドです。
粘りあるトルクフルブランクで魚を浮かすことができるので、大物のターゲットでもしっかり曲げてやり取りができるスペックとなっています。
レングス(ft) | ピース | 仕舞寸 (cm) |
ロッド自重 (g) |
ルアーウエイト (g) |
ドラグMAX (kg) |
本体希望価格
(税抜き) |
8.2 | 2(B) | 187 | 360 | MAX100 | MAX8 | 44,000円 |
大型シイラや青物など不意の大物にも安心なミディアムヘビーアクションのモデル。
中型クラスのマグロにも対峙するパワーを持ち、MAX100gまでのジグを扱うこともできるパワーが持ち味!
シリーズ最長のレングスでキャストにもたけたモデルとなっています。
レングス(ft) | ピース | 仕舞寸 (cm) |
ロッド自重 (g) |
ルアーウエイト (g) |
ドラグMAX (kg) |
本体希望価格
(税抜き) |
7.11 | 2(B) | 176 | 348 | MAX120 | MAX12 | 46,000 |
30kgオーバーのマグロとのファイトを想定したアクションモデルの711H。
マグロのファイティングロッドの特長は、アングラーの疲労度や腰を利用した体勢に持ち込めるよう、ベンディングカーブの頂点を手前に設定することが必要となる。
このMBスプリントスティックでは低弾性カーボンを使用し、しっかりロッドが曲げこめるパラボリックアクション。
ファイト時にアングラーの負担を減らしつつ、魚の頭をこちらに向かせてプレッシャーもかけられるのでキャッチ率も高いのが特徴です。
また最大ルアーウエイトは120g、100g前後のプラグの操作にも優れ、ドラグセッティングはマックス12kg。
相模湾のキハダを抑え込むパワーを持つヘビーアクションとなっています。
レングス(ft) | ピース | 仕舞寸 (cm) |
ロッド自重 (g) |
ルアーウエイト (g) |
ドラグMAX (kg) |
本体希望価格
(税抜き) |
7.11 | 2(B) | 176 | 358 | MAX150 | MAX17 | 48,000 |
北村氏が日立沖で77.2kgのマカジキをキャッチした時の使用モデル。
マグロキャスティングゲームはディープウォーターを控えたエリアで勝負する事が一般的です。
マグロの初期ファイトは一気に真下へと向かうため、そこからやり取りを重ね巻き上げていくことになります。
このMBスプリントスティックではそうしたファイトシーンでも、低弾性カーボンの特性を活かしてしっかりとロッドを曲げこむことが可能。
特にマグロとのファイトでは真下からのパワーでアングラーの背骨・腰を痛めやすいため、曲げこむことでアングラーの負担も軽減させられる性能となっています。
この711HHのドラグマックス値は17kg、ルアーも150gまで対応しています。
30kgオーバーのマグロをもねじ伏せるパワーを持つシリーズ最強モデルとなっています。