2021年4月2日(金)~4月4日(日)まで行われていたJBトップ50第1戦「ゲーリーインターナショナルCUP」。
人為的プレッシャーに加え、決勝戦は本降りの雨で中々厳しい状況。そんな中、安定したウエイトを揃え、見事栄冠を手にする事ができたのは武田栄喜プロ。
武田 栄喜 (Haruki Takeda) プロフィール
予選2日目の時点では2位でしたが、決勝で2匹1,636gを記録、2位から1位へ逆転することに成功。
順 | No. | 氏名 | 重計 | 1重 | 2重 | 3重 | p |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | T5012 |
タケダハルキ
武田栄喜 |
9,643g | 3,662g | 4,345g | 1,636g | 50p |
2 | T501 |
フジタキョウヤ
藤田京弥 |
9,469g | 3,588g | 5,665g | 216g | 49p |
3 | T506 |
コモリツグヒコ
小森嗣彦 |
9,461g | 3,176g | 0g | 6,285g | 48p |
4 | T5020 |
ミナミカズキ
南一貴 |
9,063g | 4,315g | 2,392g | 2,356g | 47p |
5 | T5014 |
ハヤノタケシ
早野剛史 |
8,792g | 5,600g | 2,042g | 1,150g | 46p |
詳しい全成績はJB/NBC公式サイトにて。
表を見てもらっても分かる通り、上位陣は接戦で1匹がとても貴重な展開となっていました。リミットメイクをする選手も本当に僅かだった中で武田栄喜プロは見事優勝。
では実際、試合中にどういった攻め方をしていたのか? 使用ルアーと共にウイニングパターンについても紹介していこうと思います。
琵琶湖の釣りを貫いて見事優勝!
以前の遠賀川戦で準優勝をしていた武田栄喜プロ。今回も同じような釣りを組み立てていたそう。
だが、当時の釣りは全く通用せず、プラクティスでは1日1本という釣果で、組み立てていたパターンを1から仕切りなおすことに。僅かな釣果ながらも上流でバイトが多かったことを記憶、更に過去の大会でスイミングジグがハマったことを思い出し、横の動きのルアーを中心にプラクティスで試したそう。
色々横に動くルアーを試す中、「ジグヘッド」と「シャッド」に手応えあり。バイトの多かった上流では「ネイルリグ」に反応が良かったそうで、3つのリグを軸に試合当日を迎えることになりました。
では、それぞれのリグで主に活躍したルアーとウイニングパターンについて解説していきます。
今大会でも特にメインとなったのがネイルリグ。その際に使用していたのが「コイケシュリンプビッグ」【ハイドアップ】。
ハイドアップ公式「コイケシュリンプビッグ」詳細ページはこちら
主なパターンは、最近琵琶湖で流行している高比重系ワームを使用したボトムの釣り。
太いラインを使用してワームとラインを完全に沈めてから僅かに動かすという釣り方ですが、それを「コイケシュリンプビッグ」を使い上流で実践。カナリの高ウエイトを叩き出すことになりました。琵琶湖のバスだとバイトがダイレクトに出るが、今回はかなりのハイプレッシャーで超ショートバイト。重くて動かないか手前にラインが僅かに入る程度だったそうです。
上流は「コイケシュリンプビッグ」のネイルリグを使い、中流域のプリ狙いには「ジグヘッドのミドスト」を使用。使ったルアーは「サカマタシャッド」(5in)【デプス】でした。
数を揃えるのに用意していたのはシャッドプラグを使った釣り。因みに使用ルアーは「フローシャッドⅡ」【ジャクソン】です。
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メインとなった釣りのほとんどが琵琶湖で培ってきた技術と経験によって生み出されたモノ。遠賀川でも琵琶湖の釣りを貫けて最高な結果を得ることができましたと実際に話していました。
今回、初優勝に輝いた武田栄喜プロ。残りの4戦ではどういった活躍を見せてくれるのでしょうか?
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