ブランドテーマは「想いは力だ!」。
楽しむことに真剣に取り組む、そこで新しい”何か”と出会い、新しい”想い”を見つける。
2019年に誕生した、タイラバ・オフショアジギング・SLJ(スーパーライトジギング)などを得意とするオフショアSWブランド「RISE JAPAN」。
このRISE JAPAN。先行して展開していた九州エリアでは既に根強い支持を集めていて、個人的にかなり気になっていたブランド。そして、2021年…満を持して全国展開になるとのこと。
RISE JAPAN
ブランドディレクターを務めるのは、各メディアなどでも広く活躍するアングラー植田益生氏。”マスオさん”の方がピンとくる方も多いですよね。
植田 益生(Ueda Masuo) プロフィール
自身の豊富な経験をもとに生み出されるこだわりのラインナップで、タイラバの「なみだま」シリーズや、オフショアジギング用のジグ「RISE JIG」シリーズなどが、なかなか手に入らないほどの人気っぷり。
さて、その人気の秘密とは。…先日植田さんに話を伺える機会があり、イロイロ聞いてみたんです。
オフショアをもっと身近にしたい
「ジギングとかって難しいイメージありませんか?」…とは植田さん談。
ここ数年でタックルの進化とともにテクニックも、対象魚やエリアによって細分化。例えばビギナーの方が初めてオフショアをするとなると、何をどう狙えばいいかわからないのではと。
…つまりもっとシンプルに、巻くだけで釣れるジグや、もっとラクに扱えるタイラバなどがあれば、ベテランもビギナーももっとラクに、もっとオフショアの釣りが身近になるんじゃないかと。
そんな植田さんがアイテムを開発する上でこだわっているのは、とにかく扱いやすいことなんだとか。
各アイテム、ほんとこだわりがスゴいんです。詳細は後日お伝えするとして…まずはどんな扱いやすいアイテムがあるのかチェックしておきたいトコロ。
そもそもが手軽なイメージのある「タイラバ」。これをもっと手軽にしようと開発されたのが「なみだま」シリーズ。
フォールが早い上に巻抵抗が少なく、ラクな釣りを可能にする”流線型のフォルム”のヘッドは、中通しでラインが当たる部分にはRが付けられており、ラインが傷つきにくい仕様に。
また、スカートの取替がカンタンで扱いやすい特殊なサルカンを配したユニットが特長的。ファイト時に魚が安定、バレにくい2段フックを使用するなどのギミックも。
シリーズにラインナップされているスカートには「ストレート」と「カーリー」が2タイプ。ストレートはショートタイプで同シリーズのトレーラーワームをセットすると、互いのアクションがケンカせず相性抜群。
続いてはジグシリーズ!
ジグのラインナップはオリジナルの「RISE JIG(ロングタイプ)」、「RISE JIG SLJ」、「RISE JIG SLJ TG」の3タイプ。
シャクらなくても釣れるというジグシリーズは、いずれも形は流線型でセンター寄りのフロントバランスの設定。あえて平面部分を作らないことで、抵抗を少なく、タダ巻きして止めるだけで尻上がりに浮き上がりバイトのタイミングを演出。
シャクらずに軽く巻ける。そして止めれば尻上がりで浮き上がる。
ジギングに限らずソルトの釣りでは、潮が動き出すタイミングや止まる寸前など、潮に何かしらの変化があるときがバイトチャンスになることが往々にしてあります。植田さんによると、このジグは巻く・止めるだけでアクションできるので、リーリングの重さで潮の早い・緩いがわかりやすく、また潮の流れが速い時は止めた時にジグがあまり動かない…など、特に潮の変化がわかりやすいとのこと。
もちろん単純に1日中シャクり続けると、ベテランでも疲労は溜まるわけでその点でもかなりアドバンテージ。まだ、体ができ上がっていないビギナーから、シャクることに疲れたベテラン勢まで。ジギンガーに優しいジグとなっているみたいです。
植田さんが”スーパーカンタンジギング”と呼ぶ、人気のSLJ(スーパーライトジギング)用のジグもラインナップ。
そしてラインナップの中で少し異色といえば異色のこんなパーツも。
タイラバやジグに組み込むだけで、波動によるアピールをプラスできるという。…これも、テクニックに頼るだけじゃないという、カンタンさを求めたパーツのようです。 よく見ると金属パーツがロウ付けされていて、大鯛や青物とのファイト時も強度的に問題はないそうです。
いかがでしょう。「RISE JAPAN」のアイテムで、オフショアの釣りがグッと身近になるような…気がしませんか?