皆さんこんにちは! 琵琶湖ガイドの杉村和哉です!
冬モード一色だった琵琶湖も暖かい日が続くようになり、今までバスのストック量が少なかったシャローレンジでの釣果も目立つ様になってきております。
三寒四温を繰り返しつつ春に向かっておりますが…とは言えまだまだ大半のバスは冬を意識している状態…。 今回はそんな琵琶湖で、杉村ガイド的イチオシアイテムを3つチョイスしご紹介いたします。
杉村 和哉(Kazuya Sugimura) プロフィール
その1:DEEP-X300
まず1つ目は…ご存知「DEEP-X300」。
こちらはウィードが枯れずに残っているエリアで巻くのがベター。例えば、南湖の四本柱からカネカまでに掛けて広範囲にウィードが残る4mレンジや、大津港と自衛隊を結んだ3.5mの残りウィードのエリアなどが使い所としてはオススメのポイント。
冬から早春に掛けて、「残りウィード」がキーになることは何十年前から変わらず。そこにヒウオやワカサギ、モロコなどが絡むとバイトのチャンスを得られます。
DEEP-X300の使い方に関しては、こちらにも詳しく書いておりますのでぜひご参考くださいませ。
ロッドはDEEP-X300専用設計と言っても過言では無いVALKYLRIE VKC-71MH。ウィードのタッチ感を即座に感じる感度とバスのバイトをノセる柔らかさを兼ね揃え、ウィードカットをするためのシャープさを持つスペシャルなディープクランキングロッドです。
その2:UOZE SWIMMER(ウオズスイマー)
オススメルアーの2つ目として挙げられるのが「ウオズスイマー」です。
こちらはウィードのすり抜け感とスタック感を共に持たせるため、鼻っ面は鋭く尖り、エラ当たりにボリュームを持たせております。
一見、メガバスらしいカッコよく綺麗なシルエットに注目されがちなルアーなのですが、スイムジグに必要な釣れる要素を持ち合わせた理にかなったデザインとなっております。またフックも防錆に強いフッ素加工が施されており、この手のルアーの大敵である「錆び」対策もバッチリ。
このルアーをパッケージから開けて、まず最初にすることは、アングラー側がシャローレンジを攻めるか沖のウィードを狙うかの目的を決めること。
シャローレンジを巻くなら装着されているブラシガードの本数をオリジナルのまま使用します。一方で、沖の水深があるウィードエリアを巻くならブラシガードを4〜5本ほど間引くか、フックの内側へ曲げることによりバスのバイトを深くするためのセッティングを出すことができます。
ロッドとしてはVALKYLRIE VKC-72H。ジグロッドとして設計されたモデルですが、VALKYLRIEが持ち合わせる「曲がる」ブランクスは、遠投したスイムジグに出た弱々しいバイトを深くフックアップする能力があります。
VIBRATION-X DYNA RESPONSE
最後のオススメルアー3つ目として挙げられるのが「VIBRATION-X ダイナレスポンス」です。
水キレの良い0.6mmの極薄ステンレスプレートと、極限までプレートに沿ったウエイトが水をしっかり掴み、驚異的な立ち上がりと強波動を生み出します。そして、尻部についたティンセル・テールはメタルバイブ特有の着水やフォール時に多発するライン絡みトラブルも大幅に軽減化。とにかくストレスレスなメタルバイブ、それがダイナレスポンスです。
こちらは名鉄エリアの3〜6mのエリア、または下物の浚渫、大津港周辺などが寒い時期に有効なエリア。まだまだ食い渋る冬のナーバスなバスをリアクションバイトに持ち込むために使用します。三寒四温の「寒」のタイミングでバスのレンジが明らかにボトムに集中するときに多用することが多いですね。
ロッドとしてはVALKYLRIE VKC-66M +が挙げられます。このロッドは1/4から1/2oz程度の巻き物全般を得意とする驚異のバーサタイルなロッド。またヘビダンなどのボトムの釣りにも特化しており、メタルバイブの釣りにおいても相性バツグン!
と、言ったところが杉村ガイド的オススメの3つのルアーです。これからどんどん暖かくなっていき、皆さんもフィールドへ出向く機会も増えると思います。モラルとマナーを守って釣りを楽しんで行きましょう♪
そうそう!ただ今、僕プロデュースのスイムベイトをテストしております。その名も「マグドラフト鮎」。こちらもどんどん煮詰めて最高のアイテムに仕上げていっておりますので、発売をお楽しみにっ!
マグドラフト鮎について纏めた記事はこちら。
それでは、また湖上でお会いしましょう!!ではでは♪