水温がかなり下がり、メバリングが楽しい時期。

ジグヘッドを使った釣りも楽しめますが、時合いといった活性の高いタイミングではプラッキングも有効！

そんな、メバルプラグの中でも高い実績を誇るルアーの1つとして挙げられるのが、アクアウェ―ブの「シャローマジックシリーズ」。

【水面直下20cmのシャローを攻略】ロングラン人気を誇るメバル専用プラグ！アクアウェーブの「シャローマジック」シリーズを紹介

 

ボディサイズ45mmのオリジナルを含め、現在全3サイズがラインナップ！

とりあえず使っていれば安定して釣れるというロングセラーを誇るルアーですが、更に深いレンジを攻めることができる、このルアーはご存じでしょうか？

 

ミッドマジック【アクアウェーブ】

サイズ50cmでウエイト3.0ｇの「ミッドマジック」。

アクアウェーブ公式「ミッドマジック」詳細ページはこちら

 

シャローマジックの潜行深度は20cm、それより深い40cmレンジをカバーできるプラグ。この20cmという差は僅かに感じますが、レンジを狙っていくメバリングではとても大きい差でもあります。

高活性の時や、メバルが上ずっている時はシャローマジックが効果的。

ただ、時合いの後やプレッシャーがかかるなどしてレンジが少し下がってしまうと、シャローマジックではカバーできない状況もあります。

そんな時に「ミッドマジック」を投入することによって、更にバイトを続かせることが可能に。

 

最大の魅力は控えめなウォブンロールアクション

「ミッドマジック」はシャローマジックと同じように、控えめなウォブンロールアクションを得意といます。

まずは、どのような動きなのかを以下の動画でチェック！

出典：YouTubeチャンネル「Viva / Aquawave Lures」

 

このようにボディを左右にクネらせて強すぎない絶妙なウォブンロールアクションを生み出すことで、スレたメバルに口を使わせることができます。

また、スローシンキングなので水馴染みも良く、デッドスローからミディアムまで幅広いスピードに対応するのも魅力の1つ。

 

食わせに特化したいならデッドスロー、広いエリアを効率良くサーチしたいならミディアムという風に、リトリーブスピードを上手く使い分けることができるのも嬉しいですね！

では、何故このようなアクションを生み出すことができるのか？　その理由についてこれから紹介していきます。

 

控えめなウォブンロールを生む理由

「ミッドマジック」が控えめなウォブンロールアクションを生み、幅広いリトリーブスピードに対応する理由はズバリ！　「極端に分厚いリップ」を搭載し、「リアフックとボディを2つのスプリットリングで連結」させているからです。

 

シャローマジックよりも深いレンジを攻める必要があるので、若干長めの設計にはなっていますが、目的はシャローマジックと同様。

「タダ巻きで釣れるミノー」を目指し、リップを作成。極端に分厚いリップに仕上げたことで、ナチュラルアクションを実現するのに成功。

 

ただ、テスト段階で、あるリトリーブスピードだけアクションしていないことが発覚。

実はシャローマジックと同時期に開発が進められていましたが、「ミッドマジック」だけ解決方法を見つけることができず、一旦お蔵入りに。

 

そんな中2018年当時テスト段階であった「シャローマジック60」の開発中、あることに気づいたことで、問題が解決。

それは、リアフックをスプリットリング2個介して装着することで、リトリーブ速度の対応力がUPするということでした。

 

結果、シャローマジックより深いレンジをキープしながら、強すぎない絶妙なウォブンロールを生み出しつつ、幅広いリトリーブスピードに対応できるルアーが遂に完成。

完成まで約10年の時を経て「ミッドマジック」が形になり、2020年に登場したという訳です。

 

カラーは全12色

カラーは全12色展開！　アレ、増えていない？　と思った方も多いのではないでしょうか。2020年にシャローマジックとSマジックと同様に、「ミッドマジック」にもNEWカラーが4色登場しました！

 

 

【こんなカラー見たことない】メバルプラッギングの超定番！アクアウェーブ「マジック」シリーズにそれぞれ4色のNEWカラーが登場！

 

では、新色を含む全12カラーがこちら！

出典：アクアウェーブ公式「ミッドマジック」詳細ページ

 

カラーも豊富で、シャローマジックと使い分けてみるのも面白そうな、「ミッドマジック」。今が旬のメバリングに是非使ってみてくださいね！