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琵琶湖バス釣りルアーの使い方2-ボディウォーターパターン編【琵琶湖-夏秋対応=解説=木村建太、奥村哲史、森田哲広】

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日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。そんな琵琶湖での釣りをマンキツするために有効なパターン(釣り方、ルアー)を紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン5

 

今回紹介するのはボディウォーターパターン

暑ーい季節に熱ーい釣果を叩きだせる超特級場といえるのがボディウォーターエリア。ここでは、ギル攻め、シェード攻め、リアクション攻め、巻きモノなどなどボディウォーターを釣り尽くせる最新のあの手この手を大紹介!

独自のボディウォーターパターンを解説してくれるのは木村建太さん、奥村哲史さん、森田哲広さんという3人の有名プロガイドの面々です!

 

木村建太「広大な草原をピンスポットに変える【ギルパターン論】」

奥村哲史「カナダモを釣りきれる!【跳ねジャコ】攻め

森田哲広「超炸裂! ハイピッチャーMAXパターン」

 

解説=木村建太 Kenta Kimura

京都出身・滋賀在住。1982年2月7日生まれ。マットカバーでのフロッギングやパンチングを得意とするアングラー。愛称はキムケン。カバーと浅場をこよなく愛し、あらゆるフィールドでも独自のスタイルを初志貫徹で貫き通す「できるオトコ」。琵琶湖や野池をはじめ、本場アメリカのトーナメントにも参戦し、各フィールドで結果をだし続ける人物。木村建太 公式ホームページhttp://kimken.jp/ 公式WEBショップ「「KIMKEN SHOP(キムケンショップ)」http://kimkenshop.com/ もオープン!

YouTubeでWEB動画番組「キムケンスタイル」も公開中!
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_ypPk8uKtsIe8sv6-BDfImAo2Z7U1JEf

 

パターン解説

暑い夏がもっとアツくなる最強の攻め「ブルで探して、ビフテキで絞りだす」

夏の琵琶湖南湖で「もしそこに水がなかったら」を想像してみると…水深4.5mからでも水面まで伸びるウイード、ウイード…まさにジャングルそのもの。

この果てしない草原を効率よく釣っていくためは、いかに効率よくウイードのシェードにルアーを落としていくか? もしくは浮かせられる条件にルアーを送り込めるかが重要です。

今回ご紹介させていただくのは、夏に効果的なパターン、「ブル(ブルシューター)で探して、ビフテキで絞りだす」。

ブルシューター160 をスローフローティングチューンしたモノ、もしくはハイフロートで、水通しがよく、なるべくギルが目視できるエリアでストップ&ゴーでサーチ。これで食ってくることも多々あり、それはそれでラッキーですが、大切なのはチェイスを見落とさないこと。

暑ければ暑いほど、特に大きい個体は条件のよい所に集結し、カナダモドームなど水中のカバー内でスクーリングする傾向があります。

BULLSHOOTER160/ブルシューター160
出典:デプス公式ブルシューター160詳細

こういったスポットの周りにしっかりとしたシェードがあれば、その日1日はもうアナタのモノ。ブルで食わなくなったらビフテキ(ビーフリーテキサス)、夕方に浮きだしたらまたブルのローテーションでボコり確定です。

出典:YouTubeルアーニュースTVチャンネル

出典:YouTubeブラッシュ琵琶湖チャンネル

 

 

シチュエーション解説

シェード+エサ、そして「ここだけ」はヨダレモノ! 変化をお見逃しなく!!

個人的に、ウイードの種類がどうだと考えて釣りしていません。シェードがあって、エサがあればというのは、いわばエアコンが効いててメシが美味かったら、ある程度店構えがどうとか気にしない僕の心理状態に似ているかも!?

なのでカナダモだろうがエビモだろうが、ナンチャラモだろうが、気にしない。決めつけない。重要視しるのは以下の要素。
① 水通しがよい(先っちょだけなびいてるとか目視可能)
② エサがある(真夏はギルがメインターゲットになっている方が食わせやすい)。
③ 陽差しをしっかりと防ぐ影がある(濃いほどオイしいのは当たり前)。以上。

スクールを探す気であれば、なるべく魚を見つけるまでスローダウンは禁物。「ここだけ水通ってる」や「ここだけ濃い」、「ここだけ異常にギル溜まってる」などの「ここだけ」はヨダレものです。変化をお見逃しなく!
ただし、濁りは天敵です。ターンオーバーしたり大雨の後は大幅に魚が散ってしまうので、バッサリ釣りを変えることも必要です。

 

 

ベストマッチルアーはコレ!
ブルシューター160HF【デプス】
ビフテキ(ビーフリーテキサス)

ブルシューター3 兄弟の中でも、集魚力と食わせ力のもっともバランスの取れた160 を僕は溺愛しています。フローティングモデルの登場で、板オモリで浮上スピードの微調整ができるようになったのもうれしいです。

160mm 3.5oz ラトルイン

 

ビフテキは基本的に28g以上を選択。バレットショットを用いたTXに比べてフォール姿勢が安定しているので、フォールスピードも早く、見切られにくい効果があり、フッキング時にフックポイントをシンカーが妨げてスッポ抜けるリスクも減るので、最近はほとんど普通のTXを使わなくなりました。

ちなみに、ウイードのシェードを撃つ時は目視してキッチリ落としていった方が効率がよいのと、フロロだと25Lbでもデカいのに限ってアワセ切れって体験をたくさんしてるので、絶対PE 派です!

 

●ビフテキのセッティング… ブラックビーンズ28g(リューギ)+ タントラムコントロール#5/0(リューギ)+TC キーパー(リューギ)+バークレイ・デビルスピアー or チガークロー4 inch(ピュア・フィッシング)

 

木村建太のボディウォーターパターン使用タックル

●ブルシューター160用:ヒュージカスタムH3Sー76RF (デプス)+レボ・ブラック6(アブガルシア)+バニッシュ・レボリューション25Lb(プロト)(バークレイ)

●ビフテキ用:ヒュージカスタムH3Sー75RF (デプス)+レボ・ブラック9(アブガルシア)+ウルトラキャスト・フロロブレイド80 Lb(スパイダーワイヤー)

 

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