昨年発表されたティムコのジョイントベイト、「MB-1カスタム175F」。
この「MB-1カスタム175F」の注目ポイントの一つが、アングラーの意思を反映させる「NTDシステム」です。
今回、ティムコのYouTubeチャンネル「Tiemco Bass Fishing JP / ティムコ バスフィッシング」にて「MB-1カスタム175F」のアクション動画が公開されましたので、改めて「NTDシステム」についてご紹介していきます。
アングラーの意思を反映させる「NTDシステム」
この「NTDシステム」はノーマルモード・タイトローリングモード・デッドスティッキングモードと、3種類のアクションを楽しむことができるジョイント可動域調整システムです。
オリジナルパーツのジョイント部にビスを差し替えるだけでアクションの変更ができ、付属で用意されているフェザーフックにも付け替えることで水の抵抗を受けルアー全体の動きがより滑らかになるなどカスタム心をくすぐる設計になっています。
ジョイントタイプというとキャストやアクション時にパーツが外れるリスクもありますが、この「NTDシステム」ではネジ止めが上部分と中間部分に2ヵ所に設置された安心構造。
ネジ止めが上部分と中間部分に2ヵ所に設置されているため、激しい動きや衝撃にも外れる心配はありません。
ノーマルモードのアクション性能
このノーマルモードはオリジナルのMB-1の基本とあるアクションが出せるセッティングです。
巻きジャークと呼ばれる速いリーリングで緩急のあるアクションを得意とし、平打ちから左右にイレギュラーな動きを加えることが可能。
イレギュラーかつ早い動きでバスのスイッチを強制的に入れて、バイトを誘発させます。
そしてもう一つ得意な動きが首振り。
ヘッドからテールまで弧を描くようなドッグウォークな動きから、フロントパーツだけが動くアクション、ピッチを早くすることでロール主体のアクションなど3段階に分けて変化を加えられるのも特徴です!
タイトローリングモードのアクション性能
タイトローリングモードは一番奥のホールで止めたセッティングで、一言で言い表すなら「ビッグミノー」のようなローリング系の動きになります。
巻きジャークもノーマルモードに比べ、動きが直線的に変化し、タダ巻きに関してもテールパーツの動きが抑制されるので動きがロールに近いアクションとなります。
早巻きからスローリトリーブまで万能に対応できるセッティングです。
デッドスティッキングモードのアクション性能
デッドスティッキングモードは最も可動域が広く、最大で約90度まで曲がるセッティングになります。
このセッティングが最大限に活きるのは風や波によるカレント、河川など流れがあるフィールドでの放置。
可動域が広いのも相まって、風や流れなど外的要因で自発的に動いてくれるので、より自然な動きでバスを誘うのがポイントです。
フックも付属しているフェザーフックと相性がよく、よりアクションをアシストしてくれます。
放置以外でも、タダ巻きや巻きジャーク、首振りなど可動域が広いのでアクション幅も大きく汎用性の高いモードとなっています。
発売が待ち遠しい「MB-1カスタム175F」
動きを見るだけで思わず釣れそう…なんてつぶやいてしまう性能の「MB-1カスタム175F」。
発売は今年の5~6月頃とのことなので今から待ち遠しいですね!
現在、カラーサンプルが完成しているとのことなので、近日カラーラインナップが発表されるかもしれません。
ちなみにカラーサンプルの選考の様子はこちら!