アジングやメバリングの遠投系リグとしてアングラーからの多くの支持を得ているのが藤原真一郎さんが考案した「Fシステム」。
出典:アルカジックジャパン
Fシステムのイイところは、超遠投が効くことと、絡みにくい! リグりやすい! フロートの重さを簡単にチェンジできる! 感度がイイ!といったところ!
ちなみにFシステムではシャロ―フリーク(アルカジックジャパン)という遠投系フロートを使うですが、完全に浮くフロートタイプと、シンキングタイプの2種があります。
出典:アルカジックジャパン
その2種、そしてジグヘッドの重さを任意に組み合わせることで、F(フローティング)モード、P(パラシュート)モード、D(ダイブ)モードという3種類の攻め方ができるんです!
各モードについては以下の通り。
『Fシステム』のもっとも基本となるモードが、シャロ―フリークFを使ったF (フローティング)モード。
F (フローティング)モードは、シャローフリークに設定されている残浮力値未満のジグヘッドを組み合わせた状態のリグを指します。例えば、シャローフリーク F-10.5gの残浮力値は0.6g。これに0.6g未満のジグヘッドを組み合わせるとシャローフリークは海面に浮いた状態となり、リーダーの長さ分の深さまでしかジグヘッドを沈めることができなくなります。水面直下のレンジに的を絞って攻略できる最も基本となる使用モードです。
シャロ―フリークFを使ったP (パラシュート)モードとは、シャローフリークに設定されている残浮力値以上のジグヘッドを組み合わせた状態のリグを指します。
例えば、シャローフリーク F-10.5g(残浮力:0.6g)に1.0gのジグヘッドを組み合わせた場合、シャローフリークはジグヘッドの重量負荷に耐えられず、ゆっくりと沈下を開始します。
P(パラシュート)モードでは、フロート本体に浮力がある状態でリグを沈下させるため、ジグヘッドの着底と同時にフロートの沈下もストップします。
また、フロートの浮力を相殺するカタチでリグが沈下するため、例えば、1.0gのジグヘッドのフォールスピードを抑えつつ、そのジグヘッドのウエイトのアクションレスポンスを活かしたリグの演出が可能となります。
シャローフリーク ダイブを使う FシステムはD (ダイブ)モードと呼んでいます。
これは、フロート本体が沈下するマイナス(―)浮力状態のモードで、言わばシンキングモードです。
D(ダイブ)モードでは、フロート本体の浮力がないので、フロートもジグヘッドも同時に沈下してゆき、最終的には両方とも着底します。
リグの沈下をフロート本体に委ねられるため、先端のジグヘッドを極力軽く設定することが可能であり、その軽量ジグヘッドの利点を生かしたアプローチが水面直下以深のレンジでも演出できます。
さて、Fシステムについて説明してきましたが、やっぱり実際の釣りを見ないとなかなか分かりづらいですよね!
そんな中、Fシステムの考案者である藤原真一郎さんと、Fシステムの使い手である伊川和隆さん&豊西和典さんという豪華3人によるFシステムを使ったアジング実釣動画が公開されています!
かなり実戦で役立つ動画なのでぜひチェックしてみてくださいね!