メバルゲームを本格的にやりだしたのは10年ほど前だろうか。あれが釣れると聞けば買い、これが効くと聞けば買い。
そんな中、友人と一緒にメバルゲームに行くことに。着いて早々、幸先よく友人がヒット。
何を使っているのか尋ねると「シャローマジック」。プラグでもなくミノーでもなく「シャローマジック」。
「なにそれ?」「…え、知らないの?」と。
それから10年と少し。今なお釣れ続けるメバルプラグの超定番、ロングセラーを誇るシャローマジック。
【水面直下20cmのシャローを攻略】ロングラン人気を誇るメバル専用プラグ!アクアウェーブの「シャローマジック」シリーズを紹介
そして、その少し潜るタイプとして2020年に登場したのがご存知「ミッドマジック」。
ミッドマジック【アクアウェーブ】
最大潜行深度は40cm。アミパターンなどにも有効なシャローマジックを思わせる細長いシルエットに、大ぶりで分厚いリップを搭載。「タダ巻きで釣れるミノー」がコンセプトの「ミッドマジック」。
アクアウェーブ公式「ミッドマジック」詳細ページはこちら
メバルが好む大人しめのアクションが特長のシャローマジック同様、ミッドマジックもその極めてナチュラルなアクションが特長。具体的には回転数の少ないウォブンロールで、デッドスローからミディアムまで幅広いリトリーブ速度に対応。
オリジナルのシャローマジックがリリースされてすぐに、もう少し潜るルアーがほしいという構想自体はあったものの、意図的にアクションを弱くすると、水を受け流しすぎてリトリーブアクションによってアクションをしなくなる。そこで一旦開発は頓挫。
その後、シャローマジックのサイズアップモデル開発の際「リアフックをスプリットリング2個介して取り付ければリトリーブ速度の対応力が上がる」ということに気づき開発を再開、満を持して製品化。結果このアクションを出すのにおよそ10年という月日を要したという。
出典:YouTubeチャンネル「Viva / Aquawave Lures」
攻略の幅が広がる
最大の特長はそのナチュラルアクション。加えて、喰わせのアクションはそのままに“潜行深度が深い”ところもポイント。
シャローで反応がない状況でのフォロー、シモリ際をダイレクトに引く、足場の高いポイントでキッチリ足元まで引ける、少し波っ気のあるときにやや下の層を攻める…など、そのメリットは多数。
またリップが長いのでしっかり潮を噛んで操作感もよく、潮の流れの変化に気づきやすいというのも個人的には嬉しいトコロ。
スペック&カラーラインナップ
ルアー | サイズ | ウエイト | 価格 |
---|---|---|---|
ミッドマジック | 50mm | 3.0g | ¥1,400(税抜) |
クリア系の定番カラーからナチュラル系まで、カラーは厳選された8色がラインナップ。
シャローマジックよりも少し深く潜る「ミッドマジック」。2020年に登場し早くも定番になりつつあるルアーをシーズン序盤の今、ローテーションの新しい要に!