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浦田諒がオススメするシーバス・コノシロパターン3つのダイワルアー

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シーバス特集2020

ベイトスタイルでのシーバスを得意とするダイワ・フィールドモニターの浦田諒さん。

これまでベイトタックルでのシーバスのメリットと魅力をお伝えしてきました。

浦田 諒(Ryo Urata) プロフィール

熊本在住のDAIWAフィールドモニター。ベイトスタイルの釣りが好きでリバーはもちろん天草の瀬戸のシーバスゲームに精通。漁師の血を引く根っからの釣り好きで渓流釣りやオフショアのGTの経験も有り。元船乗り、本職は農業

浦田さんの地元・熊本、上天草エリア界隈では秋からコノシロが接岸。コノシロパターンは強烈なストロングとなる。

そんな天草のコノシロパターン、今回は攻略する上で必要なルアー3選を浦田さんに選んでいただきました。

ホントのところ、細かな状況に応じて3つ以上のルアーは使いたいところ。それでも「この3つがあれば何とかなる」という推しルアーを選んでいただきました!

モアザン モンスターウェイク156F

出典:ダイワ公式モアザンモンスターウェイク156F詳細ページ

まずはモンスターウエイク156F

サイズ
(mm)
標準自重
(g)
タイプ 潜行深度 フック仕様 メーカー希望
本体価格(円)
156 40 フローティング 水面~約50cm フック:ST-46 #3
リング:#4
2,150

ダイワ公式 モアザンモンスターウェイク156F詳細ページはこちら

特にベイトのサイズが大きいこの季節にベイトの種類に関わらず投げるルアーだと浦田さん。

「使い方は、引き波が立つスピードでルアーを引いてあげます。これは弱ったベイトが〝行き止まり〟である水面で波紋を出している様子をイミテートし、シーバスにとっては捕食がイージーで、かつ水面が弾けるようなバイトをしてくるのが特徴です」

圧倒的に「表層引き波」への反応がいい時が多々あり、最初でも最後でも投げるルアーだという。

コノシロをはじめとするベイトがもう逃げ場がない水面付近にいる、そんな演出ができるイチ推しルアー。

 

ちなみにモンスターウェイク156Fには「マグロック&Vオシレート機構」が搭載されています。

簡単にいうとキャスト時には可変移動ウエイト、ボディのワイヤーに取り付けられたTGウエイト、そしてサブウエイトがすべて後方に移動し飛距離アップ。そして着水すると可変移動ウエイトはセンターに、TGウエイトとサブウエイトが前方(ボディ中央付近)に移動、姿勢を崩さないバランスに。

さらにはティップを下げてのミディアムリトリーブや速い流れの中では可変移動ウエイトは前方、TGウエイトとサブウエイトも前方にくることでルアーが前傾。速い流れやリトリーブスピードでもアクションとレンジを崩さないよう設計されています。

要は、その時々の流れやティップのポジションでもレンジをコントロールでき、バランスも崩さないのです。

 

ショアラインシャイナーZ バーティスR125F

 

出典:ダイワ公式ショアラインシャイナーZ バーティス R詳細ページ

続いてはショアラインシャイナーZバーティスR125F

今春フルモデルチェンジとなり、ダイワのど定番シーバスミノー・バーティスがさらに進化し「R」を冠しました。

簡単にいえば重心移動システムの進化で圧倒的飛距離と着水からのレスポンスのよさが魅力。

ちなみにバーティスR125にはフローティングとシンキングの2タイプあり。

品名 サイズ
(mm)
標準自重
(g)
色数 標準装備フック メーカー希望
本体価格(円)
R125F 125 20.5 12 #5トレブル 2,100
R125S 125 23 10 #5トレブル 2,150

ダイワ公式ショアラインシャイナーZバーティスR詳細はこちら

その飛距離とナチュラルなアクションは浦田さんにとっては万能のパイロットミノーだという。

「コノシロやサヨリ、イワシやアジなどベイトの種類は様々ですが、シーバスはどれか一匹のベイトを狙っている場合もあれば群れを成しているベイト目掛けて突っ込んで捕食している場合もあります。そんな場合、バーティスRでベイトのレンジを探り、固まった群れをつつきながらベイトを散らし、取り残された一匹を演出させバイトを誘います。あらゆるシーンで頼れるルアーです」

つまりは、大きな群れからはぐれた1匹のベイトを演出しやすいのがバーティスR125F。

これまでのバーティスよりもさらに弱めのタイトウォブンロールで、そういったはぐれたベイトがさらにイミテートできるようになりました。

また、飛距離に関しては、抵抗の少ないSaqSas加工が施されたシャフトにタングステンオシレートウェイトが通る形状で、ざっくり説明するとめちゃくちゃ重心移動がスムーズ。

そしてボディ後方のキックバックスプリングは、キャスト中に後方にあったウエイトを着水と同時に押し戻し、その後のアクションの立ち上がりがメチャ早くなっています。

30周年限定カラーも

そして2020年11月にはショアラインシャイナー30周年を記念した限定カラーも登場!

クラシックなアメリカンルアーを彷彿させるカラーに、ダイワオリジナルのホロパターン「アデルホロ」を融合した限定カラーです。

アデルイワシ(125F)

アデルイワシ(125S)

彩チャートイワシ(125F)

彩チャートイワシ(125S)

アデルグローイワシ(125F)

アデルグローイワシ(125S)

 

モアザンレイジーファシャッド120S

出典:ダイワ公式モアザンレイジーファシャッド詳細ページ

最後はモアザンレイジーファシャッド120S

ファシャッドにはシンキングの70mm、そして90mm、100mm、120mmの各サイズにはシンキングとフローティングがあります。

レイジーはいわずとしれたダイワのシンペンシリーズで、ファシャッドはその名の通り、ファットなシャッドシンペンとなっています。

シルエットはまさにコノシロやアジを模したヘビーウェイトルアーで、先に紹介した2つのルアーと異なるアピールの性質で重宝するという。

 

「流れが強い瀬戸などでミノーやモンスターウェイクではバタバタと暴れてしまう場面で、体高のあるファシャッド120Sは強い流れを側面で受けゆっくりアピールさせることができます」

ボディで流れを受け、静かに、かつ確実にアピールできるのがファシャッド120S。

また、「シーバスのレンジが深いときやベイトの群れの下を通したいときに使いやすいルアーです」とも。

Sとはご存知の通り、シンキング。潜行レンジが30~約200cmということで、アピールの性質のみならずレンジもより深い場所をサーチできるわけです。

【熊本・天草の秋シーバス】コノシロ接岸でランカーも!?ダイワ・浦田諒が基本を解説

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ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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