質実剛健
そんな言葉がしっくりくるシマノのNEWリール「20ストラディックSW」。
2018年にフルリニューアルされ、ステラ、ツインパワー、バイオマスターといった上位機種に次ぐ”使える中堅機種”として人気を博すシリーズ。
そして2020年秋、中堅機種ながら前作の基本性能をベースに最上位機種であるステラSWと同テクノロジーが採用され、耐水性能・巻き上げ剛性が進化して待望のフルモデルチェンジを遂げました。
ストラディックSW[STRADIC SW]
シーバスやライトショアジギングなどで使える4000番台が2020年9月に、そしてさらにパワー系の釣りに使える大型番手5000、6000、8000、10000番台が2020年の11月に登場。
シマノ公式「ストラディックSW」詳細ページはこちら
リニューアルの最大のポイントは4000HG、4000XGは除き、インフィニティドライブが搭載されたこと。
これは以前にお伝えしたとおりで、”力強い巻き上げ力”が実現していると。
その時点で間違いない感は否めませんが…やっぱりどうして、釣り人としては“実戦でどれくらい使えるのか”が気になる所。
実際使用しているアングラーからはもうこれで十分!なんて声もチラホラ聞こえてきますが、こんな動画が公開。
根の荒いシャローエリアで、主導権を渡さない上津原さんの対”スジアラ”ゴリ巻きファイト!見応えあります。もちろんリールは「STRADIC SW」。
そして、最近話題になったこちらも…同タックルで。
動画では中サイズのネリゴ(カンパチ)もヒットしていますが、新しく搭載したインフィニティドライブによる「巻き上げ力」の強化を裏付けるような、ほぼリーリングでのファイト。そしてスジアラに26kgの巨大カンパチと、かなり使えるリールになっているようです。
品番 | ギア比 |
|
自重 (g) |
スプール寸法 (径mm/ストロークmm) |
|
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長 (mm) |
ベアリング数 BB/ローラー |
本体価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000HG | 5.8 |
|
300 | 52/19 |
|
95 | 57 | 6/1 | 32,000 |
4000XG | 6.2 |
|
300 | 52/19 |
|
101 | 57 | 6/1 | 32,000 |
5000PG | 4.6 |
|
430 | 54/19 |
|
78 | 60 | 6/1 | 32,500 |
5000XG | 6.2 |
|
430 | 54/19 |
|
105 | 65 | 6/1 | 32,500 |
6000PG | 4.6 |
|
440 | 57.5/19 |
|
83 | 60 | 6/1 | 32,500 |
6000HG | 5.7 |
|
440 | 57.5/19 |
|
103 | 60 | 6/1 | 32,500 |
6000XG | 6.2 |
|
440 | 57.5/19 |
|
112 | 65 | 6/1 | 32,500 |
8000PG | 4.9 |
|
650 | 61/22 |
|
94 | 75 | 6/1 | 37,900 |
8000HG | 5.6 |
|
645 | 61/22 |
|
107 | 75 | 6/1 | 37,900 |
10000HG | 5.6 |
|
660 | 66/22 |
|
116 | 75 | 6/1 | 37,900 |
※XG=エキストラハイギア仕様、HG=ハイギア仕様、PG=パワーギア仕様の意味です。
※ストッパーの切替機構はありません。
※8000PG、8000HGはPEライン専用となります。
中堅機種でこのガチスペック…。メイン機として十分使えるリールといっても過言ではないはず。
特に、複数のタックルを持ち込むのが一般的なオフショアシーンでの活躍にも期待大!今が旬のパワー系の釣りにぜひ!