梅雨明けとともに本格的な夏を迎え、世間はいよいよ夏休みムード。ハイライト過ぎる日中は、アングラー的にもバス的にもツラい時期だが、野池などの閉鎖水域においてはむしろ、狙いドコロが明確になるのでチャンスといえる。
中でも水の流れがあるインレットやアウトレット、オーバーハング下のシェードなどは、涼を求めたバスたちが居座る夏の超定番スポット。
さらに、この時期の野池ではブルーギルなどのベイトに加え、セミや甲虫といった虫たちもベイトとなるため、バスは水面を強く意識するようになる。こうなると強いのが、表層を攻略するトップゲームだ。
先日、そんなタイムリーなトップゲームを展開するべく、関東を代表するスゴ腕アングラー・オリキンこと折金一樹さんとともに、夏の野池を巡ってみた。
オリキン流トップゲームの相棒たち
オリキンさんが当日、表層攻略のメインとしたのが、オリカネ虫、オリカネ虫ダディ、そしてオーバーリアル63ウェイクだ。オリカネ虫シリーズは、虫の形を模したルアーで、名前の通りオリキンさんがプロデュースするアイテム。大きさの違う2種類を状況に応じて使い分けた。
オーバーリアル63ウェイクは、ベイトライクな6.3cmのウェイクミノー。スローリトーブで広範囲をサーチすることができるほか、トゥイッチやステイを織り交ぜることで、ネチネチと誘うこともできる。
このルアーたちを使用して、初場所となる関西の野池をランガンしたわけだが、当日は夏らしいコンディションに恵まれ、まさに虫パターンといった状況。オリキンさんは、シェードの奥やインレットをていねいに攻略して、次々とバスをキャッチしてみせた。
この様子は、本日公開した動画でジックリとご覧いただけるので、夏らしい表層ゲームをぜひご堪能いただきたい。