アジングで最強ワームはどれだ⁉
こんにちは、トモ清水です。
最近はすっかり朝晩と冷え込む日が続いていますね。紅葉のシーズンになると毎年アジ狙いの釣行頻度があがります。というのも今はアジングのベストシーズン。
もちろん地域差はありますが、数もサイズも狙え、さらには食べても脂が乗って美味しいシーズンでもあります。
アジの適水温とは
ではアジの適水温と現在の海の水温を見ていきましょう。
10月末の気象庁による海面水温によりますと、太平洋側では24度前後、日本海側では21度前後となっていますね。一方、アジの適水温は一般的には16~20度と言われていますが、個人的には25度あたりでもアジの活性は高い気がしています。よってこれから季節が進むほど、全国的(北海道、沖縄除く)にますますアジの適水温になってくるということがご理解頂けると思います。
まさにアジング釣行の狙い目がこれから!ということですね。
さらにアジ達は冬に向けてエサを活発に捕食し、身に脂をためるため美味しくなります。
多様化してきた昨今のアジングスタイル
2000年代、メバルブームのあとアジングブームが到来し、今なお大人気のアジングですが、ここ数年でバーチカルコンタクトスタイルのアジングも人気に。オフショアでもルアーで大型のアジが狙えることから人気が高まっています。
また、わたくしトモ清水が約10年前から提唱し続けています、ベイトタックルによるアジングも浸透してきました。
あと、ようやく浸透してきているのがパツパツ系ではないアジングロッド。3年前、超軽量、超高感度という本当の意味でのフィネスの世界観を持って誕生したリアルフィネスシリーズ。そのモデルの中にアジングロッドの常識を180度変えてしまうようなモデルがあります。それはスローテーパースペシャル。
発売した当初、そのスローテーパーのライトゲームロッドは、「スローテーパーって重くてダルそう」「感度が悪そう」「合わせのタイミングが1、2テンポほど遅れそう」などといった従来のスローテーパーロッドからくるネガティブなイメージを持たれていた方が大半でした。そのスローテーパーロッドにありがちなデメリットを、アブガルシアの最新テクノロジーTAF(タフ)製法によって除去出来ました。
結果、スローテーパーでも掛けていくアジングを可能とし、スローテーパーの良さが見直されました。
パツパツ系の硬いアジングロッドではないスローテーパーのアジングロッドは、軽いジグヘッドをロングキャストしやすく、軽量ジグヘッドのもたれ感も感じやすい。
他のメリットとしては、アジが警戒しやすい不自然な動きがジグヘッドに伝わりにくいので、結果バイトが増えます。パツパツ系のロッドだと操作に慣れていないと、ロッドの余計な動きや殺気等がジグヘッドにダイレクトに伝わり易く、慣れと集中力が必要です。
最後に何と言ってもスローテーパーは楽しめるところにあります。掛けてからは満月状に竿が曲がることもあり、一匹の魚の価値を上げてくれます。このように従来のパツパツ系と、新しいスローテーパー系のロッドの両方を使い分けてアジングを楽しむ時代になってきました。
ガルプ好きなアジ
そんなアジもガルプ!が大好きということで、なぜガルプ!という味と匂い付きのワームがよく釣れるのでしょうか。
アジングが流行する前は、アジはコマセによる集魚で釣るのが主流。カゴのサビキ釣り、船のライトアジ、ビシアジのスタイルをしてもコマセを使ってアジを寄せて釣るほど、アジという魚はニオイに非常に敏感。味と匂いの強いガルプ!もアジに効果てき面です。魚は人間の300倍から1000倍の嗅覚能力があると言われています。
数あるガルプ!のシェイプの中でも、私が多用するシェイプは、ベビースクイッドとベビーサーディンの二種類がアジングの主力となっています。
使い分けとしては、小さなコウナゴ、稚アユ、イワシをアジが捕食している場合はベビーサーディン、イカやプランクトン、甲殻類系を捕食している時はベビースクイッドを使うことが多いです。
また、アジがワームにスレてきますので、違うシェイプ、カラーをローテーションして使うと数が伸びます。いづれにしてもポイントにアジがいれば、ガルプ!を使えば何かしらの反応があるはずです。そういう意味でも、アジがいるかいないかの判断はガルプ!を投入すれば素早い判断が出来ます。
では今回はそんなガルプ!が大好きなアジを、はじめてのフィールドでも探すテクニックや実際に私が釣るために実施していることを紹介したいと思います。