季節は11月、晩秋とも初冬ともいわれるあいまいな時期。
バス釣りにおける季節の変わり目、結局のところバスはどこにいるのでしょう……。
バスに直接聞くこともできるはずもなく、ポイントを絞れずアタリすらないままボウズ、なんて方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな季節の変わり目を見分けるポイント、水温計についてのお話。
バスと水温の関係!
バスは変温動物なので、水温の変化には非常に敏感です。
バスにとっての適正水温は18~25度前後とも言われ、おおよそ20度前後が最も活動的になるようです。
一つのボーダーになる水温が10度といわれ、これを下回るとバスの活性も下がり、完全に深場を狙った冬の釣りに切り替える必要があります。
そして、その間の10~15度前後に変化する場合はバスの動きもつかみにくくなります。
今の時期のような朝晩は冷え込み、日中は暖かいといったタイミングでは、水温の変化にあわせてバスも居場所を変更するため、攻め方もその時々で変化してきます。
冬のような深場を狙うタイミングやシャローに出てくるタイミングもあり、それ故に狙いどころが絞れないといった事態になります。
これからの時期の必需品!水温計!
さて、そんなバスの居場所を掴むためにも、これからの時期は水温計が必須となります。
しかし、ここで注意!水温計の測り方です。
水温は水深はもちろん、流れや日の当たり具合で大きく変わってきます。足元の水温では当然バスのいる水域と温度差が発生しているので、あまり意味がなくなってきてしまいます。
そんなときは、ラインに水温計を結び付け、バスが潜みそうなポイントに沈めるのが一番効率的です。
もちろん、なるべく衝撃を与えないよう、着水は優しく行いましょう。
(※衝撃に強いメタル系のカバーなどがしてある水温計がオススメ!)
ポイントの水温が分かれば、アプローチの方法も変化するので、時間帯によってチェックしておきましょう。
記録に残してけばのちに有益なデータにもなりますよ!
オススメ水温計3選!
こちらは水に直接触れなくても水温が計測できる優れもの!
水面に10mm程度近づけて計測ボタンを押せば簡単に水温を図ることが可能です。
落下や雨でも安心な防水仕様になっているので、釣り場でも安心して使用可能となっています。
ダイワ公式水温チェッカーWP詳細ページはこちら。
出典:アマゾン
シンプルなペンシルタイプで使いやすく、見やすい水温計。
金属ケースでガードされているので衝撃に強いのもオススメ!
リングがついているので、ラインに結び付けてボトムの水温も調査できるの魅力といえるでしょう。
出典:アマゾン
軽量・コンパクトの携帯に優れた水温計です。
一番の魅力はコストパフォーマンス。価格も約1000円前後のため非常にお得。
モノをなくしてしいがちな方には複数購入して持っておきたいアイテムです。
ステンレスカバーもついているので衝撃にも強く軽いため、ルアーのスナップにつけてそのまま着水させて水温の計測も可能。
水温を知ればバスのポイントも絞りやすい!
気温の変化にあわせて水温も変化する今の季節。
季節の変わり目はバスの動きも変化するため、読みにくい部分はありますが水温を知ることでその流れをつかむことも可能です。
ぜひこれからの季節は水温計を使いながらバスの動きを観察してみてください。