初めて見たとき、そのデザインに思わず二度見してしまうルアー、ノリーズの「5” サンカクティーサン」。
伊藤巧プロが初めてプロデュースしたワームとあって発売当初から大きな話題を呼びました。
注目は斬新なデザインに加え、根掛かりに強いオフセットフックを使用した「ネコリグ」セッティングでのアピールアクション。
対カバーはもちろん、その効果は発売されてから月日がたった今でも健在です。
今回は改めてこの「5” サンカクティーサン」についてご紹介していきます。
三つ又のT字デザインの特殊ボディ形状
注目はこの三つ又でT字デザインの特殊ボディ形状。
フックのセットは基本、真ん中のリブの付いたパーツにオフセットフック(#1/0推奨)をセットし、左端の太い側先端にネイルリグを差し込むのがベースとなります。
重さで沈みたがるヘッドと、水の抵抗で浮き上がりたがるテールの支点にフックがなるため、カバーに引っ掛けたときテール、ネイルシンカー挿入部、フック部の各パーツが別々の方向にアクションします。
この別々に動くというのが非常に重要。
フックが付いているパーツは上下に動きながら首を振り、シンカー部分はウエイトの重みで下方向へ、何もついていないテール部分は、ブルンブルンと艶めかしくアクションします。
このアクションはスレたバスも振り向くほど高いアピール性能を発揮します。
カバーに引っ掛けて一点シェイクなど、カバーエリアを中心に活躍します。
また根掛かり回避に強いオフセットフックを使用しているほか、ネイルリグの効果もあり、キャストしやすくカバー奥も攻めやすいメリットも挙げられます。
巻きモノとしての役割も
基本はシェイクアクションですが、リトリーブしながらでも誘うことが可能です。
ややスロー目なリトリーブで、テールの突起パーツで水を受けてブルブルとアクション。
ボディ全体で震えてることで波動を起こしながらアピールすることができます。
カバーから回収しつつ狙うこともできるので、キャストからの一連の流れでしっかり誘えて非常にオススメです。
ちなみにテール部分の突起パーツをカットしても使用可能です。
アピールが強すぎる場合にはこうしたパーツをカットして、現場でアクションを調整できるのも、この5” サンカクティーサンの魅力。
このほかにもノリーズの山口敦史プロ提案のサンカクティーサン直リグセッティングもオススメです。
カットするポイントは2ヵ所、フックをセットするパーツを短くし、テールパーツもカット。
アクションはフワフワと動くためカバーでの中層攻略はもちろん、オープンエリアでも効果的
セッティング方法は下記の記事で公開中ですので、ぜひチェックして見えください。
5”サンカクティーサンのスペック
Length | Pcs. | color | Price |
5″ / 130mm | 7pcs. | 15 | ¥700 |
タックルは少し硬めのロッドでのベイトフィネスタックルがベストですが、バーサタイルのベイトタックルでも十分に使用可能です。
シチュエーションによってはスピニングのパワーフィネスにも有効ですので、使用用途は広いといえるでしょう。
ノリーズ公式5” サンカクティーサン詳細ページはこちら。