ダイワの渡邉長士さんとともに石川・能登へ。
ショアからのヒラマサなどのビッグゲームからライトゲームまでさまざまなジャンルをこよなく愛する渡邉さんですが、中でも得意とするひとつがアジング!
というわけで能登にてアジングロケ!
ダイワのライトゲームシリーズといえば「月下美人」。
多彩なアイテムが揃う月下美人シリーズですが、今回のアジングロケでも渡邉さんがジグ単(ジグヘッド&ワーム)、メタルジグ、プラグなど多彩なリグで状況に応じて能登のアジを攻略してくれました。
ジグ単攻略!気になる新作ジグヘッド&ワーム
ここでピックアップするのは皆さん大好きジグ単。
渡邉さんが今回メインで使用したワームは、リブなしツルツルで何やらかなり気になる姿…。
そしてセットするジグヘッドもオープンゲイプのタングステン製。
どちらも月下美人のNEWアイテムということで、早速ご紹介!
月下美人シラスビーム2.0
まずは、その気になるツルツルのワームから。
それが「月下美人シラスビーム2.0」です。
サイズ:2インチ
価格:450円(10本入)
ダイワ公式 月下美人シラスビーム2.0詳細ページはこちら
2020年9月にリリースされた「月下美人シラスビーム 2.0」ですが特徴は大きく3点。
①月下美人史上最も軟らかい素材
②リブなど装飾がなくナチュラル微波動
③集魚コアの内蔵
まず、月下美人シラスビーム2.0(以下シラスビーム)は先発としてもさることながら、特に食い渋りやタフコンにメチャ強いワームであることが挙げられます。
月下美人史上最軟素材でわずかな水流やロッドアクションでもボディを動かし、静かに、だけれども確実にアピールしてくれます。形状もその名の通りシラスライク。
極力アクションを加えたくない「漂わせ系」アプローチが効果的な場面にも向きます。
そして無塗装ボディ。そのアクションから出る波動はアジに嫌われずにかつ飽きさせない絶妙なライン。
昨今のアジングではひとつ波動というのがキー。強波動系ワームに明らかに反応が悪くなる時間帯というのは多く、そうした時に「食わせ要素」の高いシラスビームはぜひ投入したいワーム。
そして集魚コアの存在。
動き、波動がナチュラルで、いかにも「ホンモノ!?」とアジに思わせることができた上で最後の一押しとなるのがコレ。
ボディ内部にイワシ油(イワシを主体とした小魚のオイル)を配合したコアを内蔵。ナチュラルな動き、ほどよい波動に加え「味とニオイ」でタフなアジに口を使わせます。
月下美人アジングジグヘッドTG
続いて、そのシラスビームにセットしていたジグヘッドが月下美人アジングジグヘッドTGです。
ウエイト | フックサイズ展開 | 入り数 (本) |
メーカー希望 本体価格(円) |
0.5g | #12・#10 | 3 | 350 |
0.75g | #12・#10・#8 | 3 | 380 |
1.0g | #12・#10・#8 | 3 | 400 |
1.5g | #12・#10・#8 | 3 | 450 |
2.0g | #10・#8 | 3 | 500 |
2.5g | #10・#8 | 3 | 550 |
3.0g | #10・#8 | 3 | 600 |
ダイワ公式月下美人アジングジグヘッドTG詳細ページはこちら
月下美人アジングジグヘッドTG(以下アジングジグヘッドTG)の特徴は…
①タングステンヘッドで飛距離&感度アップ
②オープンゲイプ金メッキフック
③横からの潮流れに強くレンジキープしやすいヘッド形状
まずはタングステン合金製ヘッドで、鉛と比較し体積は約30%ダウン。シンプルに飛びます。
ジグ単において飛距離は重要な要素で、ジグ単で攻めたいけれどちょっと届かない。そのちょっとを埋めてくれるといえます。
非常に硬質な素材のタングステンなので、ボトム察知能力や小さなバイトをひろう感度はいわずもがな。
また、ヘッドはラウンド状で均一に潮流を受け流してくれるため、横からの潮流に強くて姿勢を崩すことが少ない。
かつ、前面には潮受けカップが設けられていて水をつかみ、レンジをしっかりキープしやすくなっています。
このおかげでノー感じになりにくいというのも利点。飛ぶ、レンジキープしやすいというのは中級者以上のアジンガーだけでなくビギナーにも使いやすい!
そしてオープンゲイプの金メッキ仕様フック。
このショートシャンクオープンゲイプフックは、いざアジが吐き出そうとしたときにはフックが上向きのためオートマチックに掛かってしまう、わずかな力でもフッキングしやすいという特徴をもっています。
またショートシャンクにすることで、吸い込みやすさも重視。できる限り吸い込みやすくしつつ、「プッ」と吐き出した時には掛かりやすい、そんなジグヘッドとなっています。
カラーも集魚効果の高い金針と、まさに対アジに強いジグヘッドといえるでしょう。
バイトが長くなる!?
そんなシラスビームとアジングジグヘッドTGでのよさが出たのがこちらのショートムービー。
アジが一瞬シグナルを出した後に、グググと入り込むティップ。
「これね、もうアジが食っているんですよ」
通常なら吐き出してもよさそうなものですが、シラスビームの素材の軟らかさと集魚コア、そしてアジングジグヘッドTGの吸い込ませたら奥深くに掛かるよさからか、ワームをくわえて放さず、キッチリ掛かって上がってきました。
こちらがその時釣れたアジ。素材の軟らかさはフッキングの妨げにもならず、しっかりワームが折れ曲がっての100点フッキングといえるでしょう。
そんな組み合わせでのジグ単ですが、使い方は特別難しいことはありません。
基本となる小さなシェイク&ステイからのフォール。タダ引き系のスイミングもよし!
またその性格からアクションを加えた時は結構おとなしいのかなと思いきや、左右にも動いていたのが印象的。
水をつかんでブリブリと左右に動くわけではないのですが、スルスルッと動くというか。水押しは強くないけれど忍者のようにスルリと動くアクションもかなり効いている印象でした。
タックルデータ
そんなジグ単における渡邉さんのタックルは以下の通り。
ロッド:月下美人 MX AJING 55LS-S
リール:ルビアス FC LT2000S
ライン:月下美人TYPE-E白(ハク)
リーダー:状況に応じてフロロ0.6~0.8号をメイン
ロッドは「月下美人MX AJING」の55LS-S。MXシリーズはフラッグシップに迫るパーツ設計でフィーリングも上々かつ価格も比較的手が出やすいってのがポイント。
55LS-Sはシリーズの中で最もショートな5フィート5インチで、繊細に操作しわずかなバイトを捉えられる機種。
ブランクスに軽量HVFナノプラス、ティップにブレを抑制するメガトップ、チタンフレームSiCガイドセッティングなど、随所にダイワテクノロジーを詰め込んでいます。
リールはルビアスFC LT2000S。2020年に登場し、ZIONモノコックボディ&LTコンセプトを引っ提げて5年ぶりのリニューアルということで話題となって、すでに愛用者も多い20ルビアス。
小さいボディに最大径のタフデジギアを組み込んだってことで飛びついた皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか(笑)。
そのルビアスの「FC」ということで、これはフィネスカスタムの略。ライトゲームにマッチするコチラの機種。
ボディのコンパクトさはもちろん、ハンドルシャフトがステンレスからアルミとなったり、まぁとにかく大雑把にいうと軽い・強いという相反する要素を成立させちゃったルビアスであります。
ちなみにルビアスFC LT2000Sの自重は150g!ラインキャパはナイロン3lb-150m、PE0.4号-200m
そして、渡邉さんの釣りを見ていて気になったのがメインライン。白。
デイでも見やすいラインだな~と思っていたのですが、日もすっかり暮れた時に、この真っ白なラインがちょっとした光でも浴びるとスゴく見やすいんですよ!
実はロケ中は事前勉強不足で、このラインがNEWアイテムだと知らなくて「やたらよく見えますね」って渡邉さんに尋ねると「そうなんです!これも月下美人の新しいエステルラインでして…」と。
それが月下美人 TYPE-E 白(ハク)だったのです(1.5lbをメインで使用)。
ダイワ公式月下美人 TYPE-E 白詳細ページはこちら
タイプEってことで「エステル」ラインなのですが、ラインが見えることで得られる情報はわずかなバイトや潮流の変化などを目でも感じたいアジングにとってはマスト!
でこれがまた「見やすい」ってだけじゃなくてですねぇ…。色付きエステルラインでありながら、強度も保っているらしいんです!
そしてもうひとつ。その「白」を購入するともれなくお試しセットとして月下美人ワンタッチリーダーが付属してくるんです。
ダイワ公式月下美人ワンタッチリーダー詳細ページはこちら
簡単にいうとメインラインに接続するフロロリーダーなのですが、これがメチャ簡単に接続できちゃう。
新作エステルライン、簡単接続の便利アイテムも追ってくわしく紹介したいと思います!
タフコンの切り札に!
というわけで今回投入した月下美人シラスビーム&アジングジグヘッドTGを中心にご紹介してきましたが、パイロットとしてはもちろん、タフコンの切り札に投入してみてはいかがでしょうか!!