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ベイトスタイルでシーバス!そのメリットと魅力をダイワ・浦田諒が解説

寄稿:浦田 諒
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シーバス特集2020

皆さんこんにちは。ダイワフィールドモニターの浦田です。

今回は自身が好んでいるベイトタックルでのシーバスの魅力やメリットについて、簡単に解説していきたいと思います。

浦田 諒(Ryo Urata) プロフィール

熊本在住のDAIWAフィールドモニター。ベイトスタイルの釣りが好きでリバーはもちろん天草の瀬戸のシーバスゲームに精通。漁師の血を引く根っからの釣り好きで渓流釣りやオフショアのGTの経験も有り。元船乗り、本職は農業

ベイトスタイルのシーバスというと「バックラッシュが…」など扱いづらそうなイメージがあるかもしれません。

ただ、これはスピニングであってもうまくタックルを扱えなければキャストで飛距離が出せなかったりと、そのスタイルそれぞれにメリット、デメリットというのは存在します。

どちらにおいても慣れは必要であり、ネガティブなイメージよりも実際にやってみて扱いに慣れてしまえばその魅力が感じられると思います。

ベイトのメリット

ロッドにはラテオ・R93MB、リールにジリオンTWHDが、このところの浦田さんのフェイバリット。ラテオはランカー相手でもまだ余裕が感じられるパワー、そして軽量かつ感度もよくルアーの操作性も損なわないロッドだ

さて、そんなベイトタックルのメリットを。

まず、太いラインが使えるのは大きなメリット。スピニングではライン号数を落とすことで単純に飛距離は伸びていきます。

一方、ベイトタックルでは一般的にシーバスで使われるライン号数どれを使っても大差ない飛距離となります。

ベイトリールにはブレーキセッティングがあることから、太さに関係なくラインに一定のテンションが掛かりリールから「直線的」にラインは放出されます。

スピニングは構造上、スプールから螺旋状に放出される分ガイドとの摩擦が大きく、太いラインではより顕著に飛距離が低下していきます。

言い換えれば飛距離を求めた場合、ライン号数を下げる必要が出てくるのです。

特に顕著なのが大型ルアーをキャストする時。

スピニングではうまく扱わないと飛行中にクルクルと回ってしまい、なかなか飛距離が出づらいことが多々。

ベイトタックルでは、前述の通り一定のテンションでキャストできるため大型ルアーの飛距離が安定します。

また、糸フケが出にくいのも利点で、ピンポイントキャストのアキュラシーも良いですね。

先に述べたように、実は飛距離を求めてスピニングを使ったのに結果はその逆に…なんてことも、特に大型ルアーでは多いのです。

大型ルアーの扱いにおいてもメリットがあるベイトスタイル

ぜひ手の平で感じるシーバスを…

そしてベイトスタイルの醍醐味です。

手元、いや、手の平へシーバスのダイレクトなファイトが伝わる、なんともいえないあの感触ですよね!

これだけはなかなか表現しにくいのですが、「カッコいいから使ってみたい」からのスタートでもよいと思います。

繰り返しになりますが、あとは慣れという要素も多くあります。そして使いこんでいった時、あのベイトスタイル独特のシーバスとのファイトが、皆さんの手元、いや手の平に届くと思いますよ(笑)。

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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