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秋のフリーリグ講座!藤波和成がオカッパリ・ボートからフリーリグで釣るためのノウハウを公開

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藤波 和成(Kazushige Fujinami) プロフィール

BBNアヤメボートパーク(野洲市菖蒲262ー189)を拠点にし、北湖メインで全湖を駆け回る人物で、PEパワーフィネスパターンなど、経験から生まれた独自の理論で結果を引きだすプロガイド(plus1アングラーズサポート)。長良川でもガイド営業中。愛知出身、1972 年9月生まれ。 ブログ:http://ameblo.jp/nagara73/

こんにちは! 藤波 和成(ふじなみ・かずしげ)です。

暑すぎた夏も過ぎ、体力的、釣果的にも快適、快釣の秋になろうかというタイミングですね。
今回は、そんなナイスなタイミングでキッチリ釣るための秋のフリーリグについてご紹介したいと思います。

今やメジャーなリグになったフリーリグですが、まだまだ「があまり得意じゃない…」という人も多いようなので、フリーリグの釣りを細かくお伝えしたいと思います。

まず、シンカーに関しての話から!

春のフリーリグではやや重め(7~10g)のシンカーがオススメなのですが、秋のフリーリグでは軽めのシンカー、3.5~7gでの釣りをオススメします。

なぜ軽めがイイのか? 秋のフリーリグの核心的な部分で、後ほどお話させていただくとして。。。

まずは操作方法からご説明します。

 

着底してから最低5秒はそのままステイ

さて基本動作としては軽めのシンカーをセットしてキャスト。着水後はラインの動きをしっかり確認しつつ、着底してから最低でも5秒ほどは、そのままステさせるのが基本です。

ステイさせるのは、最初のフォールにバイトが出ることが多いからです。

で、ステイ時は、バスに違和感を感じさせないよう、ラインは極力張らずに待ってください。

ちなみに、フリーリグの場合、正直、この着底後のステイ中に、もろに明確なバイトが出るというよりも、バイトしてきたとしても、魚からの違和感を感じるぐらいのことが多いです。

そして、そんな違和感を感じてからやることとしては、バイトかな? って思ったら送り込むという感じではなく、超ゆっくりラインを張りながら、その違和感がバスの重みなのか? 確認してみてください。

そしてバスだと確信できたら、今一度ロッドを前に倒しながらラインを巻き取りしっかりフッキングしてやるのがオススメです。

この一連の流れは基本的な動作かと思いますが、バイトかな? と違和感を感じたらすぐに送り込む動作に慣れてると、その中で、フッキングを決めることに、難しさを感じるアングラーもいらっしゃるようなので、フリーリグでは「掛けるフッキング」よりも「乗せる動作」をイメージすると、色んなモヤモヤが解消するのでオススメします。

フォール&ステイでバイトが無ければ、その後はボトムの変化を見つけるまではズル引きで!

で、話を戻して、フォール&ステイでバイトが無かった場合ですが、その後は、ボトムの変化を感じるまでは、ズル引きでも良いかなと思います。

ボトムの変化にリグが触ったな(スタックした)と思ったら
それ以上はラインを張らず、一度、リールのクラッチを切る

そしてもし、何かボトムの変化にリグが触ったな(スタックした)と思ったら、それ以上はラインを張らず、一度、リールのクラッチを切るのがキモです。

そしてスプールを軽くサミングしつつ、そのスポットから必要以上にリグを移動させないようラインを適量、ズルズルと出しながら、ほぐして、そのリグを外す動作に移ります。

 

ラインを弾く感じでロッドをアオって、ラインをフリーにしてシンカーを落とす

障害物からリグを浮かせて外すのですが、その時、ラインを弾く感じでポンポンっと軽くロッドをアオり、リグを弾いた後はすぐにラインをフリーにした状態でシンカーを落としてください!

 

シンカーが着底した後はワームがノーシンカー状態となってバスをナチュラルに誘ってくれる

シンカーが着底した後は、ワームがノーシンカー状態となって、バスをナチュラルに誘ってくれます。その外しからの一連のメリハリ、スピードの強弱の効いた動きがバスを誘ってくれるというわけです。

 

フリーリグの釣りが難しいと感じているアングラーにオススメしたいワームは、フリーリグベイト

次にフリーリグにどんなワームを使えばいいのか? についてですが、まずは普段よく使っている好みのワームをセレクトしてフリーリグの釣りを始めてみてもイイのですが、フリーリグの釣りが難しいと感じているアングラーにオススメしたいワームは、フリーリグベイト(バークレイ)です。

このワームはフリーリグでの使用をメインに作られたワームですので、一度試していただくと、きっとフリーリグの本当のメリットを感じやすいと思います。

バークレイ公式フリーリグベイト詳細ページはこちら

全長 入数 本体価格 推奨フックサイズ
4.6インチ 8本 ¥800 #2/0

 

さて、ここまで色々とご紹介したフリーリグの使い方については、なかなか言葉だけでは伝わらないかな!? と思いますので、ピュアフィッシングTV内の僕の映像でこの動作を解説してる動画があるので良かった参考にして下さいませ!

 

【フリーリグ】初心者にもオススメ! how to アクション

出典:YouTubeチャンネル「PureFishing TV」

 

「秋のフリーリグではシンカーは軽めが良い」という理由

続いて、はじめにお話した「秋のフリーリグではシンカーは軽めが良い」という理由なんですが…。

春、スポーン絡み(プリ~ポストスポーン)の魚の行動は、その産卵に付随してるケースが多く、基本的にはエリア、ボトム付近に依存してる事が多い為に、重いシンカーから釣りをスタートさせます。

秋はバスのレンジが広範囲に広がるので、シンカーを3.5~7gと軽くし、フォールでのアピール時間を長く取る

一方、秋は、ベイトフィッシュ(餌)に依存度が高く、また水温もバスの適水温になり、水面~ボトムまで何処にでもポジションを取って動きまくる傾向が強くなります。なので、より中層のフォールでのアピール時間を長くとりたいのでライトウエイト(3.5~7g)のシンカーをオススメしたい! というわけです。

 

どのレンジでバイト(違和感)があったか? を注意深くみてください

なお、軽いシンカーでフォール時間を長くとる釣りを展開していく中で大切なのは、どのタイミングでバイト(違和感)があったか? という事。

シンカーが着底してからなのか? それともシンカー自体もフォール中にバイトがあったのか?  はたまたボトムか??
ここがその日のバスの状態を見極めることができるかどうが? の大きな分かれ道と行っても良い気がしますので、くれぐれもバイトのタイミングには要注意です。
シンカーそのものがフォール中のバイトならば更に効率良く釣る為にノーシンカーリグ等へシフトしていく的な、、

このように秋のフリーリグはある意味、魚がどのレンジにポジションをとっているのかを知るためのサーチベイトとしての使い方が、一歩進んだフリーリグの使い方かなっと思います。

というわけで、この秋、ぜひフリーリグを駆使して良い釣りをお楽しみください!

 

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