2020年に登場したダイワのバスロッド、「リベリオン」。
これまでのバスフィッシングの既成概念を打ち破る反逆の意味を持った新しいバスロッドになっています。
価格帯もリーズナブルでありながら、ハイスペックな機能性と1ピース・2ピースモデルと併せた全43機種と豊富なバリエーション展開です。
陸っぱりのバーサタイルからフィネス・スイムジグ・ビッグベイトと現代の多様化するバスフィッシングを網羅した展開になっています。
ダイワプロスタッフ・佐々木勝也さんが激タフの霞ヶ浦水系を攻略してくれたのも、このロッド。
今回のロケで使用したのはリベリオン641L/MLXS-STはメガトップを採用したソリッドティップモデル
今回のロケで佐々木プロが使用したのはリベリオンの641L/MLXS-ST。
ネームの最後にあるSTはソリッドティップモデルを指すものであり、ここにはダイワ独自の技術「メガトップ」が採用されています。
メガトップとは従来のカーボンとは構造が異なり、カーボン繊維とレジンが均一に分散している「超分散」構造のティップ構造。
通常のカーボンソリッドに比べて、あらゆる方向からの強度が増し、穂先の動きにも安定感が加わるというものです。
夏から秋の季節に移り変わり、バスの反応もよりセンシティブに移るタイミング。
繊細なアクションをつけることはもちろん、浅いバイトでもしっかり掛けられるのがこのダイワの技術、メガトップを採用したソリッドティップになります。
リベリオン641L/MLXS-ST
今回のロケで使用したルアーはシュリンピードとキッケルキッカー。
軽量ルアーにあわせてチョイスしたロッドはリベリオン641L/MLXS-ST。
表記の意味は全長6.4フィートの1ピースロッド。(※こちらのモデルは2ピースモデルも展開:2ピース表記は642L/MLXS-ST)
Lのパワーのメガトップのソリッドティップに、MLのパワーのチューブラーになります。
適合ルアーはウエイト1.4~9g(1/20~5/16)とフィネスからライトウエイトのプラグまで網羅できるバーサタイル性能。
ティップにはLのパワーでハリを残しているので、キャストアビリティに優れ、フィネスにもこの一本で完遂が可能となります。
今回使用したシュリンピード・キッケルキッカーはともにキャストでスキッピングを多用するため、軽量のルアーを正確かつ鋭く狙う場合にもハリのあるティップは非常に活躍します。
まだ、スピンニングのキャストが苦手という方にもこのリベリオン641L/MLXS-STは非常にオススメ。
今回のロケで掛けたバスはいずれも45UPの良型バス、ファイトも強力でしたがチューブラーはMLとパワー負けしないため安心してやり取りができるのもこのロッドの魅力といえるでしょう。
モデル | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ライン(lb.) | カーボン含有率(%) | 価格(¥) |
641L/MLXS-ST | 1.93 | 1 | 193 | 93 | 1.0/9.9 | 1.4~9 | 2.5~6 | 99 | 25,500 |
642L/MLXS-ST | 1.93 | 2 | 101 | 89 | 1.0/10.4 | 1.4~9 | 2.5~6 | 98 | 25,500 |
ダイワ公式リベリオン詳細ページはこちら。
6.4フィートの長さは小規模フィールドには最適
今回のポイントは小規模の流入河川のため、レングスも6.4フィートと小回りがきくセレクトに。
エビパターンや秋カエルパターンとアシ際やカバー周りを攻略したため、ややショートレングスのほうがキャストも決まりやすいのがポイント。
ロッドが振れないようなポイントでもティップを活かしたキャストやボウ&アローといったピンスポットを狙い撃つ場合に非常に重宝します。
小規模河川や野池などに最適ですので、ぜひ気になる方はチェックしてみてください。
近日、新機種も登場!?
今回、佐々木プロがメインで使用したのはこのリベリオン641L/MLXS-STでしたが、じつは最初の一匹目のバスはプロトロッドで釣っていました。
詳細はまだ明らかになっていませんが、近日公開になるとのことなので、お楽しみに!