皆さん、こんにちは。蘆原仁です。
北海道の秋の風物詩と言えば、「鮭(シャケ)」。東北・北海道では「アキアジ」とも呼ばれていて、人気の高い魚種である。
WEBなどで北海道の鮭釣りを調べてみると、多くのアングラーがサーフや堤防にズラッと並ぶ写真を見かける。
その多さを実際見ると、北海道の方がどれだけアキアジ釣りにハマっているのかを感じとれるほど。
カッコいい魚体と引き味の良さに加え、当然のことながらイクラや身も食べて美味しいのが魅力的。
その一方で、北海道に精通している方や北海道に釣り仲間がいないと本州のアングラーや入門者には、陸っぱりのアキアジ釣りは若干敷居が高く感じる。
そこで今回、オホーツク海網走より出船している遊漁船 「金龍丸(きんりゅうまる)」さんにお世話になり、ボートキャスティングゲームで、アキアジを狙いに行ってきた。
北海道の秋の風物詩! 鮭(アキアジ)釣行
北海道のアキアジのボートキャスティングゲームは、今回のオホーツク海網走以外にもフィールドはある。
今回の場合は、アキアジの跳ねの状況を見て岸近く、または少し沖目のアキアジが回遊してきそうな場所にアンカーを下ろし、キャスティングで狙うという釣り方。
土日や平日でも天気が良い日などは、陸っぱり並みにゴムボート船団もできるほど。
キャストの際は、周りの船のキャストと絡まないように注意が必要だ。
掛かるとデカい「アキアジ」攻略にはタックル選びが重要
使用タックルに関しては、基本的に陸っぱりと同じウキルアー(30g~50g前後)に小さくカツオやイカの切り身を使用する。
しかし今回は、同行した「KARTELLAS」本多代表が作る特殊素材を使用した新感覚ジグスプーンとの組合せと、「高輝度中通しウキYF-8706」【ハピソン】を組み合わせて、従来の釣りよりフィネスにアキアジを狙ってみた。上記同様に餌は必須。
品番 | 本体価格 (税抜) |
最大径×全長 (mm) |
本体質量 (電池含) |
適合 オモリ |
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YF-8706 | 1,430円 | φ27×50 | 11.8g | 1.5号 |
ハピソン公式「高輝度中通しウキYF-8706」詳細ページはこちら
ロッドはボートということもあり、7ft5in前後くらいが使いやすいだろう。
今回は、遠征ですのでモバイルタックル「マッカ レッド」(N-spec)【ハイドアップ】のスピニングタックル(HUMRS-77M-5)とベイトタックル(HUMRC-77MH-5)を持ち込んだ。
リールは相手が相手だけにあるため、ある程度剛性感のある「15ソルティガ4000H」と「ジリオンHD」【ダイワ】。
ラインは、遠投場面もあるが、基本的には、ラインブレイクなどを減らすことを優先的に考え、「PEジガーULT(8本組/4本組)」(2号)と「システムショックリーダーFC」(30Lb)【サンライン】をセレクト。
今回、使用した「KARTELLAS」社のルアーは「Parato type AK」(52g)と「Parato type HV」(13g)をメインで使用。
両方のルアー共に「高輝度中通しウキYF-8706」をセット。
セット方法は至ってシンプル。”ウキ止め”、”ウキ止めビーズ”、”中通しウキ(YF-8706)”、”ウキ止めビーズ”があればOK。
ウキ止めをリーダーにセットしてから、同リーダーにスナップを付けてルアーを装着します。
「Parato type AK」(52g)も「Parato type HV」(13g)も特殊素材を使っているため、通常の同ウエイトルアーと比べると比重は軽く、「高輝度中通しウキYF-8706」(負荷1.5号)でも釣りになる。
「Parato type AK」(52g)では流石にウキは完全には浮かないが、ややサスペンド気味に沈めながらリトリーブする。
朝夕などは電気ウキ機能を使うと光で目立つので、慣れないと使いづらそうだが、想像以上に使用感は良い。
実際に今回もファーストヒットは、このウキルアーで釣ることができた。
また陸っぱりでもボートでもシブい時間帯に連発したのが、「Parato type HV」(13g)との組合せ。
このルアーと組合せる場合は、超スローリトリーブでほぼ沈むことがないので、通常のウキルアーと変わらない感じに使うことができる。
ルアーが軽いため、飛距離は!?と思ってしまうが問題ナシ。
軽いルアーを使うことで、喰いのシブい時間帯もアキアジを釣ることができた。
また、こちらも同様に朝夕マヅメは電気ウキとして使用できるため、時合のチャンスも逃すことがない。
これからは、引き味もダイレクト感が高まるフィネスアキアジフロートも面白いかもしれない。
「KARTELLAS」ルアーとハピソンの高輝度中通しウキの組合せは、アキアジのチェイスもかなり確認することができ、ヒットシーンも実際に目視できるため、かなりエキサイトなアキアジ釣りだった。
「高輝度中通しウキYF-8706」は電気ウキなので、アキアジのフカセ釣りにも使えるので是非使っていただきたい。
すでに朝夕はかなり寒くなってきているが、ラインブレイクの際は素早く、強度を出せるPEラインノッターの「ジギング用ラインツイスター」もオススメ。
ハピソン公式「ジギング用ラインツイスター」詳細ページはこちら
【電池寿命】 約500本のライン結びが可能(アルカリ)
【適合糸】 ライン(PE):2号〜10号 リーダー:8号(35Lb)〜50号(170Lb)
【大きさ】 約65×115×28mm
【質 量】 約115g(電池含)
【本体価格】7,330円(税抜、電池別)
また朝夕マヅメや夜といった薄暗い時間帯にはハピソンの新型LEDライト「チェストライトミドル」が活躍。
ハピソン公式「チェストライトミドル」詳細ページはこちら
【使用電池】リチウムイオンポリマー電池 1,000mAh
【使用光源】白色チップLED
【使用温度範囲】-10 ~ 40℃
【電池寿命(20℃時)】強点灯:連続約3時間 弱点灯:連続約15時間
【充電時間(20℃時)】約7時間
【光束】ブースト:約300lm、強点灯:約150lm、弱点灯:約30lm
【外形寸法】約 幅75mm x 奥行40mm x 高さ55mm
【重さ】本体:約62g、ストラップ:約13g
【ストラップ長さ】約75cm
【防水】IPX5 (防噴流型)
【付属品】USBケーブル x 1
ヘッドとチェストの2パターンで使うことができ、超軽量なため装着疲れがない。
アキアジを対象としたフォトダービーを開催中
また現在、北海道の陸っぱりで釣ったアキアジを対象にしたフォトダービー「♯リスとキツネのHAPPYフォトダービー」を11月30日まで開催中。
「メジャーマーカー125」【ハピソン】と「KARTELLAS」または「TULALA」アイテムを使って是非エントリーしていただきたい。
レギュレーションなどの詳細はインスタグラムまたはフェイスブックで、「♯リスとキツネのHAPPYフォトダービー」で検索。
インスタグラムページはこちら
フェイスブックページはこちら
陸っぱりもボートも安全のため、ライフジャケットの着用と、陸っぱりの際は場所によってはスパイクシューズを履くなど、万全な装備で楽しんでほしい
またゴミのポイ捨て、違法駐車なども絶対に行わないこと。
北海道の風物詩、「アキアジ」釣行。気になる方は試してみては?