迫力のあるバイト、その暴力的な引き、そして繊細さも必要な高いゲーム性が魅力の”ヒラマサキャスティング”。
ダイビングペンシルによる誘い出しなどが一般的ですが、最近にわかに注目を集めているメソッドが「ノンストップジャーク」。
今回はシマノから10月登場のノンストップジャーク対応の新作ペンシル「オシア フルスロットル 240F AR-C」をご紹介。
オシア フルスロットル 240F AR-C【シマノ】
止めず巻き続ける、ヒラマサキャスティングの新メソッド、”ノンストップジャーク”に対応したペンシルベイト、「オシア フルスロットル 240F AR-C」。
サイズ/自重/タイプ | カラー | 本体価格(円) |
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240mm/120 g/フローティング | 6色 | 5,500 |
シマノ公式「オシア フルスロットル 240F AR-C」詳細ページはこちら
ノンストップジャークとは
ハイシーズンのヒラマサキャスティングはプレッシャーも高まり、渋い状況に遭遇することも多々。そんな激戦区でも常に実績を出し続けている船長達が密かに実践していた”リトリーブし続けながらジャークやトゥイッチを加える”という「ノンストップジャーク」。
具体的には、水面を滑らすように誘うスキッピングとは異なり、専用ペンシルを潜らせて泳がし、時には水面へ飛び出させてアピール、普段の釣り方でスイッチが入らないヒラマサを本気にさせることができる釣法。
ルアーを高速で回収している時に、たまたまヒラマサがバイトしてきたことがキッカケでこの釣り方が生まれたという。
出典:YouTubeチャンネル「SHIMANO TV公式チャンネル」
アクションのキモは、とにかく巻き続けること。
キャストしたら、ロッドティップを下げてリトリーブ。巻き続けながらショートピッチでジャークしたり、トゥイッチなどの操作を加えながらアピールすることで見切られにくく、普通のジャークでは口を使いにくかった魚に対してこれまでとは全く違うアプローチでアピールすることが可能。
さらに、水面にスプラッシュを上げて強くアピールさせたり、ルアーの位置を把握するため、ルアーを水面に浮かび上がらせるには、リトリーブは続けながらロッドティップを上げてルアーの泳層を上げる操作も効果的。
特長
最大の特長はもちろん、ノンストップジャークに対応・特化したプラグになっていること。
「オシア フルスロットル 240F AR-C」は水平浮きのフローティング設計で、浮力はあえて弱めに設定。
その理由は2種のアクションを使い分けるため。上を滑らせたい時は速巻き、少し沈め気味に誘いたい時はスローに。浮力を弱めた設計のため、フックをセレクトする場合は狙いのアクションになっているか調整が必要。
この釣りの特長としては「追い喰いバイトが多い」ということも特筆すべき点。そのため、リアフックを軸としたフックセッティングが重要。
トリプルフックで使用する場合は#3/0~#4/0の1本の重さが9g程度までのフックを推奨。基本は前後同サイズで、水面に浮かびやすくする目的でリアフックを1サイズ上げる組み合わせも効果的。
また、シングルフック専用のアイが設けられておりシングルフックセッティングにも高次元で対応。セットする場合は狙いのアクションに合わせて1本が5~8gのシングルフックやツインフックで調整。
飛距離と立ち上がりに優れている「AR-Cシステム」を採用。また240mmというサイズ感で集魚効果が高く、ルアーから離れたヒラマサに対してもルアーの存在を気づかせることが可能。でヒラマサのベイトがサンマ、カマス、ダツなどの時でも丁度合う大きさ。
「オシア フルスロットル 240F AR-C」には、リアルを追求したシマノオリジナル鱗模様のホログラム”狂鱗”と、さらに狂鱗のアピール力を高めた強鱗が採用。