ショアからのタチウオゲームは、比較的「気分屋」のタチウオだけに、時に難しくなることもあります。
そんな時には色々とリグをローテーションしながら組み立てていきたいもの。
上記の通り、その時々でハマるリグがあったり、それが突然に!なんてことが多いのも事実。
そうはいっても基本的な組み立て方を頭に入れておけば対応しやすくなります。そんなわけで、タチウオゲームの組み立て方の基本をおさらいしていきましょう!
タチウオの状態に合わせて
参考になるのが以下の動画。
ヒロセマンが3通りのタチウオゲームを展開しているもの。
3通りとは具体的には…
・デイ~暗くなる前までのメタルジグ攻め
・マヅメからナイトゲームでのワインド
・ナイトゲームで時合が過ぎたらどじょう型ワーム&小型テンヤ攻め
という感じです。
明るい時間帯のメタルジグ
まだ明るい日中では、メタルジグで飛距離を稼いで基本的にはボトム付近を狙います。
そこまでタチウオが浮いてくることは少なく、強めのアクションにも反応が乏しいことも多いです。
着底から数回(水深に合わせてボトムから離れ過ぎない程度)ゆっくりシャクってフォールさせて再び着底、繰り返して手前まで…というのがセオリー。
つまり、沖目のボトム付近をゆっくりしたジャークで狙うということ。その条件にマッチするのがメタルジグとなります。
動画でも使用されている、オススメのジグパラ・タチウオスペシャルカラーもムチャおすすめなルアーです!
高活性でのワインド
そうして夕マヅメから日も暮れ、タチウオのレンジも浮いて接岸するような状況ならワインドゲーム。
活性も高くワインドアクションにスイッチが入って連発することも少なくない。高活性の浮いたタチウオを効率よく攻略するのに最適なのです。
ジグパラ・ワインドシリーズにはヘッド、ワーム単体での販売もありますが、すぐ始めてみたいならジグパラ・ワインドスリムスタートキットがオススメ。
ワインドといえど、ジグパラワインドスリムは非常に軽い力で軽やかにダートアクションをしてくれるので、楽に釣りができるのもポイント。
シャクってロッドを下ろす時にリールを巻くイメージでリズミカルに。
アタリが遠のいたら太刀魚道場
そうして楽しいフィーバータイムを満喫していると…その後反応が乏しくなることも多いのがタチウオ。
そんな時合終了後に試してみたいのが「太刀魚道場」シリーズ。
太刀魚道場のどじょうヘッド&どじょうワーム(シャッド&ピンテールあり)は、ショアからのタチウオテンヤをモチーフにしたもの。
ワインドのダートアクションにスレてきた時間帯に、投入するとかなり効果的。
タダ巻きでは低重心ヘッドが浮き上がりを抑え、程よいアピールで同じレンジを長く引いてくることができます。
派手なアクションにスイッチが入りにくくなった時に対応する、ナチュラルな食わせ要素の高いルアーなのです。
ウエイトラインナップも7、10、15、20、30gとウエイトがあり、特に食いが渋い時には軽めのウエイトでタダ巻きから時折リフト&フォールを織り交ぜると思わずタチウオがバイトしてきます。
そんなワケで、デイからナイトゲームの基本的な組み立て方をご紹介しました。
メタルジグで広範囲のボトム付近を狙う、活性が上がったらワインド、食いが渋くなったら太刀魚道場で食わせ要素を高める。
もちろん冒頭の通り、気分屋タチウオにはすべてがうまくハマることは難しいのですが、ベースとしてこんなアプローチをしてみるとイイと思いますよ!