「スラム」といえば、アジ・メバ系ライトゲーマーから根強い支持を集めるご存知「ティクト」のアジングロッド。
フラッグシップモデルの最上位機種「UTRシリーズ」や、中核を担う2ピースモデルの「EXRシリーズ」など、名竿揃いで知られているシリーズなんですが、“エキスパートも納得”と評される「EXRシリーズ」から新しいモデルが登場。
そもそもスラムEXR(イーエックスアール)シリーズとは
まずはスラムEXRシリーズについて改めて。
ティクト公式スラムEXRシリーズ詳細ページはこちら
まず、シリーズ名のスラムEXRのEXRという言葉の意味ですが、EXpert technical Rod(アジングエキスパートテクニカルロッド)の略。
EXRの特長として特筆ものなのがガイド関係。フレームは軽量なチタンフレーム、そしてガイドリングには最新のSiC-Sリングガイドが採用されているんです。
SiC-Sは2017から富士工業が採用した、トルザイトガイドに次ぐ薄型のリング。ガイドに優しい従来のSiCの特長を引き継ぎつつ、トルザイトに迫る薄さ、軽さを実現したのがSiC-S。
最新作【スラム・EXR-68S-Sis】はこんなロッド
今回の登場で10機種目のラインナップとなる「EXR-68S-Sis」は“長すぎず短すぎないレングス”による汎用性の高さが特長のカーボンソリッドティップモデル。
商品名 | ティップtype | Length (ft./cm) |
Section | Close (cm) |
Weight (g) |
TopDia (mm) |
ButtDia (mm) |
Rig wt. (g) |
Line (MONO) |
Line (PE/号) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EXR-68S-Sis | カーボン ソリッド |
6’8″ (203) |
2pc. | 104.5 | 62 | 0.7 | 8.0 | 0.4~3.5g | 0.8~2.5lb. | #0.1~0.3 |
メーカー希望小売価格(税別):¥33,500
ティクト公式「スラム・イーエックスアール」詳細ページはこちら
程よいレングスで、少し足場の高い場所や、前に出にくい立ち位置等での取り回しもラクラク。やや長めのロッドが好きな記者はほんとこれくらいがドンピシャな感じ。
最大の特長は、極細カーボンソリッドティップによってティップが適度に入ることにより、港湾エリアのジグ単はもちろん、ドリフト系の”流す釣り”においても荷重変化をしっかりと感知する汎用性の高さ!
また、アンダー1gから3.5gといった中間シンカーリグまで、ある程度レンジを入れたセンサー性能は秀逸で、アジの繊細なアタリにもハイレスポンスに速掛けすることが可能なんだそう。
長すぎず短すぎない程よいレングスと、汎用性の高さ。
初場所を攻めるタックルとしてはもちろん、アジングを本格的に始めたい方の最初の1本にも良さそうな感じ。
気になる方はぜひ!