先日、兵庫県の柴山より、シーズン後半に差し掛かったの船のケンサキイカゲームに行ってきました。
増田 将輝(Masateru Masuda) プロフィール
事前情報によると、シーズン中盤に落ち込んでた釣果が、にわかに盛り返してきたとのこと!
ただ、潮流が速いのでメタルスッテ(イカメタル)は30号からということで、持ち込んだのはスッテ用に「ヌーボカラマレッティ」のベイトモデル「GCROC-582MH-S」とオモリグ用にスピニングモデル「GCROS-702MMH-T」の2本。
出典:OLYMPIC
どちらも日本海の潮流攻略をコンセプトにしたロッドなので、まさに今回のシチュエーションにピッタリ。
今回はポイントが遠いらしく、出船時間はまだ昼間とも言える16時半。それから1時間以上掛けて移動し、日暮れを待ちます。
ちなみに、夜がメインとなる日本海のケンサキゲームでも好調の時は陽のある時間帯からポロポロと釣れたりするのですが、今回は無反応でちょっと不安に…(笑)。
まぁ、本来は集魚灯が点いてからのゲームなので、美しい夕陽を眺めながら夕闇を待ちます。
辺りが暗くなるタイミングで集魚灯が灯り、期待を込めてスタートフィッシング。が…やはりと言うか相当シブい…。どの位かと言うと開始30分で船中の誰も釣れてないぐらい…。
その後しばらくすると右舷の方がヒットしたのを皮切りに、ポロポロと釣れ始めてボクにもヒット。
釣り始めた当初は、メタルスッテ(イカメタル)にもオモリグにもヒットしていたのですが、灯が効いてきても活性が低いのか、群れが小さいのか、タナ(レンジ)が安定せずアタリも散発気味。時間が進むにつれて活性が落ちたのか、オモリグの独壇場になっていきました。
オモリグは、現在のスッテゲームが下部にオモリを兼ねた鉛スッテを付け上部にドロッパーとして浮きスッテを付けたスタイルでカウンター付リールを武器にタナを直撃するのに対し、中オモリにエギを単体で使用しつ、「チョイ投げ」で広範囲を探れるのオモリグの方が、活性が低くタナが絞れない状況に適していた良い例です。
オモリグは、ここ最近の山陰方面で圧倒的に支持されているのですが、当日もこれだけハマると、理に適った釣り方だと改めて感じます。
さて釣果はと言うと、半夜(17時~11時50分)のつもりが手違いでオールナイト(17時~5時)を予約していたこともあり、82ハイとまずまずでした。
これから少しムラっ気が出てきますが、まだまだアツいケンサキイカ釣り。是非、「ヌーボカラマレッティ」で楽しい夜を過ごしてみてください。
使用タックル
ロッド:ヌーボカラマレッティGCPROC-582MH-S(オリムピック)、ヌーボカラマレッティGCPROS-702MMH-T(オリムピック)
リール:セルテート3000(ダイワ)
ライン:シーガー PEX8 ルアーエディション 0.8号(クレハ合繊)
リーダー:シーガー グランドマックス ショックリーダー 3号(クレハ合繊)
エギ:墨族2.5号各色(ハリミツ)