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今江克隆のルアーニュースクラブR「ギルラバのジグスト!夏のサスペンドバス攻略法を紹介」の巻 第1014回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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先週は、ハイフロートトレラーによるスモラバの「水中吊るし姿勢」の重要性を解説したが、今週はさらにその先の真夏のサスペンドバスにとても効く、現在、自分的にハマっている釣り方を紹介しよう。

今風に言うと「ギルラバのジグスト」

その釣り方とは簡単に言うと「ギル型ラバージグのミドスト」、今風に言うと「ギルラバのジグスト」と呼べばイメージしやすいだろう。

自分的には「ミドスト」と言う命名には、過去のイヤな記憶からまだ抵抗があって、「何たらスト」と言う呼び方には未だ馴染めないのだが…。

ただ、今年の猛暑の中、本当はTOP50があったら間違いなく秘密にしていたいほど、秘かに釣れマクっているのが「ギルラバのジグスト」である。

この釣り方は、同じスモラバでも先週解説した点で釣る「ハンガー(吊るし)系」とは対極の釣り方で、まさにジグをパラレル(平行)にスイミングさせることで、サスペンドバスを追わせて喰わせる釣り方だ。

「アベラバHD4〜5g」に「フラットヘッドゴビー」、「フラットヘッドカーリー」がギルラバの基本。ただジグストで使うなら断然「フラットヘッドカリー」のテールカットがギルそっくりの動きのイメージを出せる

まず、この釣り方が劇的に効く前提条件がある。それはうだる様な暑さの中、ギル(ブルーギル)、それもちょうど今年生まれた3〜7cm前後の稚ギルや小ギルが、暑さに耐えかね群れでシェードの表層に溜まって浮いている光景を目にする時は効果的である。

そして同時に夏特有の「減水傾向」であること、表層の水が30度を越え、アオコの層ができて表層水質が非常に悪くなっている状況で特に効果がある。

このパターンの良いところは、真っ昼間の風のない、うだるような暑さの、最も厳しいデスタイムでこそ威力を発揮してくれる点だ。

「ギルラバ」とは?

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