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新ジャンル!?シャローのハタクランク

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
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こんにちは、トモ清水です。

全国的に夏と秋の狭間でちょうど今、海の釣果が一時的に落ち込むシーズン。でもそんな時期でも元気なのがハタ系の南国フィッシュ達です。

ハタも実に様々な種類がいて、日本ではマハタ、キジハタ、オオモンハタ、アカハタなどが有名です。ハタはワームで狙うのが一般的。味と匂いつきのワーム、ガルプ!などが釣れるワームとして有名です。

これからハタを釣ってみたい!という方は、シンカー(錘)をつけたワームで狙うスタイルがやはり数、型ともに釣れますので一番オススメで手堅い釣りです。

7月に三重県古和浦のまるよし渡船さんでの1コマ。NEWパッケージのガルプ!イソメのフリーリグでオオモンハタゲット!

ここでワームでハタを釣ったことがあるアングラーの方や、またちょっと変わった釣り方でハタを釣ってみたい方におススメなスタイルがハタクランクです。クランクはクランクでも深く潜るタイプのディープクランクではなく、目で見えるほどの浅く潜るシャロークランクがオススになります!

シャロークランクのハタゲームは、超エキサイティングなスタイル!

シャロー(浅場)エリアで、シャロークランクベイトで狙うハタクランクゲームは、投げて巻いているだけで楽しく、一匹の価値が上がる、刺激を求める方に、そんなおススメのスタイルです!

まさに今が釣行のチャンス!!

一般的にハタは5月くらいからシーズンが始まり、年内いっぱいまで狙えます。実はそのシーズンの中でも9月が最も熱い月だと私は感じています。まさにこれからが釣行のチャンスになります。

越冬するためにハタ達は、秋に活発にエサを捕食します。釣れたハタの口の中からは、エビやカニ、小魚をよく吐き出します。必然的にこれらの捕食されているエサを意識してルアーを選択し、そのルアーを動かしていくという事が重要になってきます。

こちらの気象庁のデータを見てください。

8月27日の海面水温になります。

続いて平年との比較がこちら。

今年は全国的に2、3度、海水温が高いのが分かります。

現在、良いか悪いかは別として、ハタ系の魚の生息域が北上しています。また数も増えています。

よって今後もハタの生息域は拡大していく傾向が続くことが容易に想像出来ます。また積極的な放流も行っています。それゆえ、過度なキープはさけたいところです。30cmに満たない小さなサイズは極力リリースしてあげましょう。ご協力お願い致します。

投げて巻くだけ簡単!ブリブリアクションの波動で目立たせ、ハタを引き寄せろ!

三重在住のしげちゃん(幸田樹典さん)に教わり、チャイロマルハタ、ヤイトハタが狙って釣れることを知りました♪

ここからは一番重要な釣り方になります。方法は実に簡単、投げて巻くだけ。私が愛用しているクランクベイトはバークレイのDEX(デックス)のCR55SR。こちらはシャローライナーのシャロークランクで55mmサイズ。これを投げて巻くだけで、様々な種類のハタが強烈にバイトしてきます。

DEX CR55SR (デックス クランクベイト シャローランナー)

狙う場所は、石積み(リップラップ)や消波ブロック(テトラ)、漁港の岸壁際などです。水深が2mより浅いポイントをメインで狙います。

コツとしてはボトムやテトラに時々クランクがコンタクトするような感じで、グリグリ巻いてくることです。すると石と石の隙間や、テトラの陰に身を潜めているハタが猛烈な勢いでクランクルアーを追いかけてきて、ひったくるように強烈にバイトしてきます。

念願のチャイロマルハタを、しかもDEXのCR55SRのクランクベイトで釣ることが出来ました!本当に感謝です!こんな素敵なハタを生み出した自然は偉大ですね!

ロックスイーパーのベイトフィネスモデルで、しげちゃん、宣言通りクランクでヒットさせました!

シャロークランクの場合は、それが目で見えることが多いので、とてもエキサイティングです。それを味わうために、基本的に夜はハタクランクを私はすることはほぼありません。日中の明るい時間帯のみ絞って楽しんでいます。

特にオススメの時間は夕方のまずめ時です。その時間になるとハタが捕食のために活発にエサを追うようになります。よって穴から出てきやすく、早い動きのクランクベイトでも追いかけてきてバイトします。

バイトした直後、ハタの瞬発力は凄まじく、魚体がたとえ小さくてもパワフルな引きをしてくれます。ハイギアのリールを使わないと、それこそ穴など陰に潜られてしまいます。急に「ガツンッ!!」とバイトすることもありますので、掛けたあとは必死でリールのハンドルを巻きましょう!笑

クランクベイトはカニ⁉

ハタゲームには「カニの横歩きパターン」というのがあって、カニが水中に落ちた時や、海の中を産卵行動や何かしらの理由で横向きで歩くように早く移動するケースがあります。その時にハタ類のフィッシュイーター達にとって捕食する最大のチャンスが訪れます。

実際に目で見てカニが多いポイントは、よくハタが釣れるポイントです。そして口の中からも生きたカニをよく吐き出します。

そのカニの動きがクランクベイトのその動きとそっくりなのです。ですから個人的な感想ですが、シャロークランクのパターンは、ハタがクランクをカニだと思って捕食してくるのではないか?という推測、印象を持っています。

正確には魚に聞いてみないと分かりませんが、私はカニのイメージでシャロークランクを使用しています。

DEXクランクの使用するカラーもレッドクローやオレンジタイガーを多用します。なんとなくカニの色に近いからですが、もっと色々なカラーも今後試していく予定です。

DEXのクランクは非常に優秀で、ストレスなくスムーズにロングキャストが可能です。さらに根掛かり回避能力が非常に高く、臆することなく込み入った場所にキャスト出来てグリグリ巻けます。

活性が高いハタが居れば、ほぼ一投目でバイトしてきますので、もしチェイスやバイトがない場合、どんどん新しい場所にキャストしていくのが釣果を伸ばすコツです。

まだまだハタのシャロークランクの可能性は無限大です!

上がチャイロマルハタ。下がヤイトハタ。チャイロマルハタには赤褐色の斑点があり、まるで2人の関係はアマゴとヤマメみたい♪魚釣りって魚の生態、魚種など、まだまだ知らない事だらけ。だから釣りは本当に飽きない、飽くなき探求は続きます

まだ手付かず、開拓されていないポイントには日本にはあちこちに存在します。そしてハタ類は確実に生息域を広げ、数を増やしています。

旬なハタゲーム、年内いっぱいまで狙えますので、ぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。

特にシャロークランクで釣るのはちょっとハードルが高いですが、その代わり1尾の価値ある思い出のハタがきっと出会えると思いますよ!

トモ清水でした!

See you next time!

私の実家、石川県でキジハタをシャロークランクで狙いました

サイズは小さいですが、納得の1尾。このシャロークランクのハタゲームは、サイズじゃないんです。アプローチ、タイミング、全て決まった時のプロセスの達成感が、1尾の価値を高めてくれます

10月に追加リリースされるEradicatorのベイトフィネスの710MLのパワーフィネスモデルは、ハタクランクにピッタリのモデル

■ハタクランクオススメタックル①

ロッド:Abu Garcia Eradicator Rocksweeper(エラディケーター・ロックスイーパー)ERSC-77ML-BF

リール: Abu Garcia REVO ULTRACAST BF8(レボ ウルトラキャスト BF8)

ライン:Berkleyスーパーファイヤーライン・ウルトラ8 号数1.0号

リーダー:Berkleyバニッシュレボリューション10lb以上

ルアー:Berkley DEX CR55SR(シャローランナー)カラーRC,OTR、MTGR、GCなど

 

■ハタクランクオススメタックル②

ロッド:Abu Garcia Eradicator Baitfinesse(エラディケーター・ベイトフィネス)EBTC-710MLT+PF

リール: Abu Garcia REVO ULTRACAST BF8(レボ ウルトラキャスト BF8)

ライン:Berkleyスーパーファイヤーライン・ウルトラ8 号数1.0号

リーダー:Berkleyバニッシュレボリューション10lb以上

ルアー:Berkley DEX CR55SR(シャローランナー)カラーRC,OTR、MTGR、GCなど

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