「オリムピック」のエギングロッド、”カラマレッティー”。
エギンガーならお世話になったという方も多いでしょう。2020年にはNEWモデルが登場したことで、更に注目されるようになりました。
ところで、皆さんはカラマレッティーに高級モデルがラインナップされていることはご存じでしょうか?
スーパーカラマレッティーAT【オリムピック】
それがこちらです。「スーパーカラマレッティーAT」。
本体価格が何と、130000円という超高級ロッド。他のモデルとの違いが気になりますねぇ。
オリムピック公式「スーパーカラマレッティーAT」詳細ページはこちら
特長
まず、オリムピックの高級モデル”ATシリーズ”には、今紹介させていただいている「スーパーカラマレッティーAT」と「スーパーコルトAT」の2機種がラインナップされています。
で、”AT”の意味というのが、オートクレーブテクノロジー(製法)を略したもの。オートクレーブテクノロジー(製法)とは、本来ロッド製法に使われている技術ではなく、航空宇宙機器のボーイング787の主翼や、レーシングカーのボディー等々の生命に関わる重要な部品を生産するために用いられている特別な成形方法。
その製法を東レ・カーボンマジック(株)と共同開発してロッド作りで活かすことに成功。
オートクレーブテクノロジー(製法)はカーボンの熱処理工程の際に、専用の硬化炉を使用して「脱気してから真空状態にする」ことと「更に加圧」することで、カーボンシートの積層間に存在する気泡(ボイド)をできる限り排除できる画期的な成形方法。
よって、従来製法と比較すると、加工前のピュアな状態のカーボンに近い”究極のカーボンロッド”に仕上がり、高品質・高純度・安定した強度の実現が可能になったというわけです。
もちろん、「スーパーカラマレッティーAT」にも東レの最高強度の炭素繊維”トレカ T1100G”や”ナノアロイ テクノロジー”、またオリムピック独自技術である、”クワトログラファイトクロスXX”、”スーパークワトログラファイトクロス”、”G-MAPS”などが採用されているので、ブレのない強靭なブランクスを実現しています。
出典:オリムピック公式「スーパーカラマレッティーAT」詳細ページ
各パーツにも注目!
続いては各パーツをご紹介!
全モデルに軽量なチタンフレームトルザイトリングKガイドを採用。ロッドの持ち重りを軽減させ、感度を向上させます。
出典:オリムピック公式「スーパーカラマレッティーAT」詳細ページ
リールシートには軽量・細身のVSSリールシートにハンプ形状のフードを採用。
出典:オリムピック公式「スーパーカラマレッティーAT」詳細ページ
ジョイントは高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を採用し、スムースなベンディングカーブを実現。
出典:オリムピック公式「スーパーカラマレッティーAT」詳細ページ
モデルは全部で2機種!
「スーパーカラマレッティーAT」は全2機種となっております。
シリーズの中でも最も万能。主に3~4号エギを使いこなすことができるオールラウンドなモデルとなっております。
Length (m) |
Power | Action | Weight (g) |
Close (cm) |
Egi (号) |
PE Line (号) |
Price (JP\) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2.59 | Medium | R-Fast | (98) | 132.7 | 2.5-4 | 0.4-1.0 | 130,000 |
こちらは少し長めのレングスとなっていますので、ロングキャスト性能と操作性を両立したモデル。スラックジャークに高次元で対応します。
Length (m) |
Power | Action | Weight (g) |
Close (cm) |
Egi (号) |
PE Line (号) |
Price (JP\) |
2.67 | M-Light/M | R-Fast | (98) | 136.5 | 2-3.5 | 0.4-1.0 | 130000 |
拘られているからこそ、イカのキャッチ率も大幅にUPしそう…。 以上、「スーパーカラマレッティーAT」のご紹介でした!