連日の暑さが夏を思わせる今日この頃。すでに30度を超える地域も出始め、いきなりサマーシーズンな様相を呈している。この暑さを感じだす頃から面白くなりだすのが、河川や湾奥などで楽しめるお手軽スタイルのチヌゲーム(チニング)だ。
すでにルアーニュースRでも数々のチニングテクニックやルアーを紹介してきたが、今回はチヌゲーム用のロッドをご紹介しよう。
今回ご紹介するのは、ダイワから今年の新製品して発売されたチヌゲーム特化ロッドの「シルバーウルフMX」だ。
出典:ダイワ-シルバーウルフ
ダイワではすでにシルバーウルフAGSというハイエンドモデルをリリースしているわけだが、このMXはAGSに比べ、コストパフォーマンスを強く意識したモデルとなっている。
ロッドマテリアルにはトルクと軽さを兼ね備えたHVFナノプラスを使用し、従来のチニングロッドに比べ強度と操作性がUP。ガイドシステムにはステンレスフレーム&SiCリングを搭載している。
また、72LB-S、72L-Sにはカーボンソリッドティップ(メガトップ)を採用することで、高い感度を実現している。
そもそもチヌ用ロッドに求められる性能は、大きく分けて2つ。1つは、チヌの強烈な引きを受け止めるだけのバットパワー。もう1つが、根掛かりを回避しながらも、チヌのバイトを捉えるティップ。この2つがチヌ用ロッドには必要とされる。
シルバーウルフMXは、その両方を兼ね備えながらも、2万円台で手に入るコスパを実現しているという点が大きな魅力だ。
アイテム | 全長(m) | 自重(g) | ルアー重量 (g) |
本体価格(円) |
72L-S | 2.18 | 95 | 2-12 | 24,800 |
77ML | 2.31 | 105 | 4-18 | 26,300 |
84M | 2.54 | 120 | 5-21 | 27,800 |
72LB-S | 2.18 | 85 | 2-12 | 24,800 |
78MLB | 2.34 | 100 | 4-18 | 26,300 |
今年、チヌングデビューを目論んでいる方には最適なモデル。個人的にはメガトップ搭載モデルが非常に気になるところ。