今江克隆のルアーニュースクラブR「超オススメ!釣り場での熱中症対策アイテム、ネッククーラー、空調ベスト等を紹介」の巻 第1010回
今週は、まずこの話題に触れなければならないだろう。
今年春からのコロナ禍の影響で、来年度の横浜での「釣りフェスティバル」、大阪での「フィッシングショー」の開催中止が早々にアナウンスされたが、7月31日、9月から開幕が予定されていた2020年TOP50シリーズ自体の開催中止が正式に発表された。
7月中旬までは9月開幕は本部としてほぼ変更はない方針と聞いており、既に盆明けからの練習スケジュールや開幕準備も念入りに進めていただけに、突然のシリーズ開催中止報告には、まさにハシゴを外された気分だった。
出典:JB/NBC公式舞台裏では、緊急事態宣言時に話題になった「コロナ自粛警察?」の活動?もコロナ感染者急速拡大を受けて、再びかなり過激になってきており、試合開催地域の自治体や本部への様々な問合せ(クレームを含む)が急増していると聞いた。
毎試合平均10日以上の他府県滞在と全国への大型バスボート牽引移動を伴うTOP50シリーズへの注目度は高く、協会としても感染拡大防止の具体的対策(毎試合ごとの抗体検査や抗原検査陰性証明提出等)が超過密日程により不可能な現実を鑑み、苦渋の決断でシリーズ開催中止を早々に決めたようである。
現時点では、2020年度のTOP50選手の参戦資格はそのまま2021年シリーズにスライドされることは決まっているが、他シリーズからのTOP50シリーズへの昇格や次年度開催地、開催時期については未だ完全に白紙状態である。
35年間JBトップカテゴリーを毎年戦い続けてきて、初めて経験する予想だにできなかったこの事態に、今はまだ本当に現実なのか、実感が沸かないというのが本音のところだ。
東京オリンピック出場選手とは次元が違うが、全力で自分の全身全霊を試せる「公の舞台」が存在することがどれだけ有り難く、価値のあることなのか、コロナは改めてそれを痛感させてくれている。
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